喜世

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役者絵:武井咲

喜世【きよ】…のちの六代将軍徳川家宣(元禄忠臣蔵でおなじみの綱豊さん)の側室。 月光院。


忠臣蔵のドラマでは若いときが描かれ、浅野家で腰元として奉公している。(実際、彼女の義姉にあたる人が奉公していたとか)


大石内蔵助は、六代将軍徳川家宣の奥さんの近衛熙子とは縁戚関係にあり、この喜世の件も含めて忠臣蔵ではなにかと六代将軍とは良いパイプがあり、将軍の代が変わって恩赦だ再興だと義士たちにイイコトばかりだったのもあり、歴史ミステリーではいろいろ取りざたされる。


幸四郎版・大忠臣蔵」では当時のアイドル立花理佐が棒読みで演じ、「瑤泉院の陰謀」では吹石一恵。「忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~」では喜世が主人公で武井咲が家宣の死後、自分の産んだ家継の将軍就任まで演じた。


瑤泉院の陰謀」では作戦として「冨森助右衛門の妹ということにしよう」というくだりが出てくるが、実際に冨森の妹だという伝説は既に当時からささやかれていたそうで、室 鳩巣(むろ・きゅうそう=当時の儒学者)もそのへんを手紙に書き残しているそうです。(「元禄忠臣蔵」ではもともと、もろに妹。)



蛇足も蛇足だが、江戸〜播州赤穂までの道のりシーンと言えば、松の廊下事件直後の第一番の早打ちとして萱野三平達が乗る早駕籠のシークエンスなどでしばしば登場し、赤穂に到着してからへろへろになってたりしておなじみだが、「瑤泉院の陰謀」の吹石一恵の喜世が事件後に同じ路線の駕籠に乗り、駕籠の中でえづくという演出をされているのがめずらしかった。(ほんとに蛇足御免)


余談

六代将軍・家宣の2号さんの喜世さん(月光院)ですが、のちの七代将軍・家継を産んでたいそう出世します。

上記においては正妻の近衛熙子(天英院)さんと並列に書きましたものの、忠臣蔵から約10年後のスキャンダル事件(絵島事件:月光院の側近が役者といいかんじになって大奥で問題になり、関係者が斬首や島流しになったりした)の時は、天英院のはかりごとなんじゃないかとか抜き差しならない仲を噂されております。

「大奥」が舞台のドラマではそれが恰好の題材となります。