「初祝二刀流「高田馬場前後」改題」の版間の差分
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この映画のタイトルの「改題」ってなんなんですかね。んまあ、高田馬場前後っていうタイトルだったんだけどあとから「こっちのほうがよくね?」みたいなノリなんですかね。「怪獣総進撃」を「ゴジラ電撃作戦」っていうタイトルでリバイバル上映したかんじと似てるのかな。ああ、DVDの時代になって忘れてたけど、そうですよ。リバイバル上映っていうのは昔あったんですよねえ。 | この映画のタイトルの「改題」ってなんなんですかね。んまあ、高田馬場前後っていうタイトルだったんだけどあとから「こっちのほうがよくね?」みたいなノリなんですかね。「怪獣総進撃」を「ゴジラ電撃作戦」っていうタイトルでリバイバル上映したかんじと似てるのかな。ああ、DVDの時代になって忘れてたけど、そうですよ。リバイバル上映っていうのは昔あったんですよねえ。 | ||
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+ | 時代背景が関係してるのかしら。南方の戦局が相当悪い、終戦間近なのです。数ヶ月後、神風特攻隊。 | ||
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2012年1月10日 (火) 01:52時点における版
作品概要 | |
制作会社 | 日活 |
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公開年度 | 1944年 |
内蔵助役 | --- |
評価 |
嵐 寛壽郎(アラカン)主演の堀部安兵衛映画。
ほかの作品には見られない、品行方正なキャラの安兵衛が珍しい。それほど長屋のアイドルでもない。順当に高田馬場の仇討ちになるが、なにせ酔っぱらいキャラじゃないのでしらふで一大事に駆けつける(わりと迫力のある群衆シーンになってる)。この作品で一番ウエイトがおかれてるのは堀部弥兵衛が安兵衛を婿にほしがる(=赤穂藩の藩士になってほしがる)エピソードなのであります。
弥兵衛がいくら口説いても婿になってくれないんで、とのさま(浅野内匠頭)が一肌脱いでくれる。殿様であることを内緒で安兵衛に会った内匠頭は弥兵衛同様に安兵衛に惚れ、安兵衛もほだされる。
安兵衛を赤穂藩にスカウトする部分が膨らんでいるので、やがて挿入される松の廊下シーンが印象的。ここは婿入りが決まった明るいシーンにかぶせるようにイメージが流れるが、独特のうすらさみしさを醸し出しております。
そして、弥兵衛、安兵衛親子のニッコニコしながら、雪の中を討ち入りに走っていくシーンで映画は終わります。
なかなか罪がない作品で、後年の「中山安兵衛」同様、アラカンがそうしたいと言ってるのか、ひじょうに他の安兵衛映画にくらべて毒気がないんですな。3っつ星というほど面白かったわけじゃないんですが、2つ星にするとなんだかかわいそうな、そういう存在感の映画でした。
ちなみに、劇中出てくる松の廊下シーンは数年前の日活映画「忠臣蔵 地の巻/天の巻」の使い回し。
この映画のタイトルの「改題」ってなんなんですかね。んまあ、高田馬場前後っていうタイトルだったんだけどあとから「こっちのほうがよくね?」みたいなノリなんですかね。「怪獣総進撃」を「ゴジラ電撃作戦」っていうタイトルでリバイバル上映したかんじと似てるのかな。ああ、DVDの時代になって忘れてたけど、そうですよ。リバイバル上映っていうのは昔あったんですよねえ。
時代背景が関係してるのかしら。南方の戦局が相当悪い、終戦間近なのです。数ヶ月後、神風特攻隊。