「徳川綱吉」の版間の差分

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徳川 綱吉【とくがわ つなよし】
 
徳川 綱吉【とくがわ つなよし】
  
五代将軍。勉強が大好き。
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五代将軍。宗教心が熱く、勉強が大好き。
  
  
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ろくな取り調べもせずに[[浅野内匠頭]]を切腹に追いやったことから、わがままで怒りん坊に演出されることが多く、いっぽうでマザコン的な演出をされることも多い。
 
ろくな取り調べもせずに[[浅野内匠頭]]を切腹に追いやったことから、わがままで怒りん坊に演出されることが多く、いっぽうでマザコン的な演出をされることも多い。
  
勉強家で宗教心も熱く、マジメでキレやすいマザコン、というキャラは演出家や役者の腕の見せ所。
 
  
 
「[[元禄繚乱]]」ではショーケンがトリッキーに演じた。
 
「[[元禄繚乱]]」ではショーケンがトリッキーに演じた。

2013年6月20日 (木) 10:50時点における版

役者絵:萩原健一

徳川 綱吉【とくがわ つなよし】

五代将軍。宗教心が熱く、勉強が大好き。


自分が主催の、お公家さんを江戸城に迎える大イベントのメインの日に「松の廊下事件」が起き、自分のおっかさんを女性の最高の位、従一位(じゅいちい)をもらうチャンスをパーにされてブチ切れ、加害者浅野内匠頭を「即日切腹」にした。(ジュイチイがどうのこうのという話と松の廊下事件とのタイムラグはドラマによってさまざま。)

喧嘩両成敗が鎌倉時代からの慣例なのに片手落ちの裁決ということで赤穂藩士たちは不満に思い、鬱憤を晴らす。

こうした経緯から近年の映画では討ち入りを「仇討ち」というよりも幕府への「叛逆」の意を込めた「テロ」として浪士たちを描くイメージが見受けられる。

ところが徳川家は儒教や忠義を重んじる風潮があり、事件のきっかけを作ったにもかかわらず綱吉は主君のために闘った赤穂浪士の討ち入りを喜んだという逸話もあるとか。


動物愛護がすぎて珍法を作り(後年、まとめて生類(しょうるい)憐(あわれ)みの令と呼ばれているアレ)「犬公方(いぬくぼう)」とあだ名された将軍として有名。インフレになるわ、日食、地震、富士山爆発と、なかなか波乱の多かった将軍。


ろくな取り調べもせずに浅野内匠頭を切腹に追いやったことから、わがままで怒りん坊に演出されることが多く、いっぽうでマザコン的な演出をされることも多い。


元禄繚乱」ではショーケンがトリッキーに演じた。


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