羽倉斎

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国学者。瑤泉院の歌の師匠。 萱野三平の乳兄弟。吉良邸の絵図面を手に入れて三平に渡し、三平が神崎に渡したそうです。 内蔵助が瑤泉院に会いに下屋敷に行って、「討ち入りはしない」と言ったもんだから(実はうそ)、けんもほろろに追い出された時に外で羽倉斉宮にばったり。苦心して入手した絵図面を使わないとはバカか!と羽倉は内蔵助を罵倒。 新歌舞伎の元禄忠臣蔵がオリジナルの浪曲を元に記述しておりますが、なんじゃこの設定。 この人も討ち入りしなさそうな内蔵助を白痴よばわりし、「去れ!犬侍」とののしる。ただ、この人のののしりの中に吉良家のお茶会の情報が混ざってたんで耳寄りだった。内蔵助は喜んでお供の寺坂に「14日お茶会があるんだってよ!!」と浮かれる。すごい情報量の羽倉斉宮。この人独りで義士外伝三人分くらいのデータベース。 下屋敷に入る前に関根弥次郎にののしられて、出てきた時に羽倉斉宮にののしられ、殿様に比べると、切れない内蔵助はそうとう沸点の低い、いや、堪忍袋が丈夫な人ですな。