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通し狂言 仮名手本忠臣蔵

サイズ変更なし, 2008年11月29日 (土) 18:33
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'''三段目''' 加古川さんが桃井君に内緒で高師直に詫びを入れて仲を取り持つ(進物の場)。高師直はいじめの矛先を[[浅野内匠頭|塩冶判官]]に向ける。松の廊下で喧嘩〜刃傷(喧嘩場)。DVDの尾上梅幸と尾上松禄のケンカはオーバーアクションであるにも関わらず刃傷までのイライラの高ぶり、持っていきようが見事。
DVDにも未収録の「裏門合点」「落人」を見ておりません。DVDにも未収録の「裏門合点」を見ておりません。 '''道行旅路の花聟''' 「落人」。もともとスピン・オフだったらしいが、ここら辺に入れられて上演されるそうです。DVDではこれのあとに五段目になるのでわかりやすいパッケージ。前半は日舞。[[早野勘平]]が[[お軽]]の実家に居候するキッカケのエピソードで、華やかな舞台美術。高師直の家来、[[鷺坂伴内]]が大きく(間抜けに)扱われている。
'''四段目''' 判官切腹。慣用句?として使われる「おそかりし、ゆらのすけ〜!」って実際セリフにあるのかと思ったら実際は「由良之助か、待ちかねたわやい〜」だった。
'''五段目''' 山崎街道、鉄砲渡しの場。お家の大事にデートで駆けつけられなかった塩冶判官の家来、[[早野勘平]]が[[お軽|カノジョ]]の実家で狩人生活。イノシシと間違えて[[斧定九郎|人]]を誤射する。うたれて死ぬのは強盗の定九郎。
そもそも落語の「中村仲蔵」において初代仲蔵(歌舞伎役者)の苦心の工夫の末生まれた「定九郎像」がどんなだろうと興味を持って仮名手本忠臣蔵を見たがったのが、忠臣蔵にハマっていくきっかけだった。たしかに不気味でかっこ良かった〜。平成18年の海老蔵の定九郎はゾッとする色気でした。の苦心の工夫の末生まれた「定九郎像」がどんなだろうと興味を持って仮名手本忠臣蔵を見たがったのが、忠臣蔵にハマっていくきっかけだった。たしかに不気味でかっこ良かった〜(出番は超短い)。平成18年の'''海老蔵11の定九郎はゾッとする色気'''で、「ワル」という生き物のよう。先代と細かい振りが同じだったので、勘三郎襲名記念DVDで見た中村錦之助(信二郎時代)の定九郎はちょっとワイルドだったから、チームによって演出が違うんだなあと、私はたいそうおもしろがりました。
ライブで見るといのししが写真やDVDで見るのより小ぶりに感じてかわいい。ライブで見るといのししが写真やDVDで見るのより小ぶりに感じてかわいい。ええとその時の定九郎は中村橋之助。<スマートなイメージでした。
'''六段目''' [[早野勘平|勘平は]]誤射した死体からお金を奪って仇討ちの連名に加わるために[[神崎与五郎|友達]]に軍資金を払ってホッとして帰宅。すると[[与市兵衛|舅さん]]の遺体があとから運び込まれる。自分が撃ち殺してしまったのは舅でその死体から泥棒したのかと勘違いして大ショック。切腹する。(早野勘平 住家の場)