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喜劇 縁結び旅行

222 バイト追加, 2020年7月9日 (木) 23:12
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鉄道員の日常と、播州赤穂、旅先の倉敷や出雲大社、のさまざまな風景で旅情をかき立てる、というこの「なんでもない」構成は、昭和45年正月の大衆にはピッタンコのパッケージだったんだろうなあと、当時をすごくあれこれとイメージした。
「映画でも行くか」と、お父さんが家族を誘い、くわえタバコのおとそ気分で近所の映画館にふらりと出掛け、受付のおばちゃんに新年の挨拶がてら、食べたいわけでもないおせんべいを買って、映画の音が思いっきり漏れてくるロビーの、破れたソファで無防備に横になってイビキをかいてるおじさんを横目に劇場内へ。まったくの映画の途中から入って、脈絡はわからないが、そのくせ席に腰を下ろしながら、フランキーと牧 「映画でも行くか」と、お父さんが家族を誘い、くわえタバコのおとそ気分で近所の映画館にふらりと出掛け、キップを買って中に入り、売店のおばちゃんに新年の挨拶がてら、食べたいわけでもないおせんべいを買ったが釣り銭を間違われ、映画の音が思いっきり漏れてくるトイレ臭いロビーの、破れたビニールソファで無防備に横になってイビキをかいてる赤ら顔のおじさんを横目に劇場内へ。うっかりまだタバコをくわえていたことに気づいて、あわててその場に捨てて踏み潰し、まったくの映画の途中から入って、脈絡はわからないが、そのくせ席に腰を下ろしながら、フランキーと牧 伸二のやりとりを見て、顔はもう笑っているという、…そういう3丁目な想像が容易に出来る「気のおけない」作品なのである。

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