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 浅野社長の自殺に社員たちが不信を感じるところからミステリ仕立ての展開が生まれ、暴力団も絡む政治献金の話になっており、その展開とスケールが吉良の失脚への爽快感とつながっている。
 [[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]を忠実になぞることに心血を注いだ、株主総会で吉良をやり込める、[[サラリーマン忠臣蔵’60/続サラリーマン忠臣蔵’61|東宝映画の「サラリーマン忠臣蔵」]]と同タイトルでありながら、こちらはよりドラマチックな仕上がりが期待できるプロットであるにもかかわらず、もうひとつ惜しいのは、演出(というか撮り方?)がじゃっかん平坦で、脚本の妙がビジュアル的な盛り上がりに活かされず、また、怨敵・吉良を演じる室田日出男(親会社ともライバルとも言える葵商事の専務)がボスキャラというには、ちょっ…と物足りないキャスティングとなっている(すみません)。と同タイトルでありながら、こちらはよりドラマチックな仕上がりが期待できるプロットであるにもかかわらず、もうひとつ惜しいのは、演出(というか撮り方?)がじゃっかん平坦で、脚本の妙がビジュアル的な盛り上がりに活かされていない感じなのと、また、怨敵・吉良を演じるのが、室田日出男(親会社ともライバルとも言える葵商事の専務)…というのが、ボスキャラというには、ちょ…っっと物足りないキャスティングとなっている(すみません)。
 寺坂吉右衛門でさえ松山英太郎(好演!)なんだから、(演技は申し分ない室田さんだが)もうちょっと誰かいなかったものか。暴力団の財津一郎とコントラストを付けるなら品を感じる西村晃とか。室田と似た世代なら、加山雄三=若大将のライバル・青大将の田中邦衛…じゃ喜劇になっちゃうか。

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