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元禄忠臣蔵

99 バイト追加, 2024年1月23日 (火)
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{{Cinema|制作=松竹|公開=いろいろ|内蔵助=松本幸四郎ほか|星=2|頃=}}
 
(映画版については下記リンクご参照)
 
歌舞伎で忠臣蔵と言えば「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]」だが、こっちは史実を元にした真山青果(まやま せいか)原作の'''新歌舞伎'''で、長唄やら義太夫(BGM)がほとんどありません。
いまも各所で上演することが多く、[[元禄忠臣蔵 前篇・後篇|映画版]]で活躍した前進座さんもかけたりする。いまも各所で上演することが多く、衛生劇場などCSの放送も多い。
衛生劇場などCSの放送も多い。[[元禄忠臣蔵 前篇・後篇|映画版]]で活躍した前進座さんもかけたりする。
さて、はじめて見た時、最後の「最後の一日(討ち入り後、四家お預けになったあとの内蔵助の最後の日を描いている。)」が全体を通してみるとエピローグにしては、いやにたっぷりしており、冒頭の内蔵助の登場シーンがいやにもったいぶられてると思ったが、実はこの「元禄忠臣蔵」というのはこの「大石最後の一日」が'''一番はじめに書かれた'''そうなんですね。で7年がかりでほかのを書き上げたと言う。
これがシリーズの最初なんだと思ってあらためて「最後の一日」を「単品」として見ると、やっぱチカラ入ってますし、今まで芝居で仮名手本が主流だった時代に、新歌舞伎なんつってこの「最後の一日」が上演された昭和初期の観客の気持ちを探ると(言ってみりゃ仮名手本の十一段目のあと的なエピソードでもありますし)おもしろく、当時としてはやっぱ斬新だったんだったろうなと思った。どのセリフも興味深く聞けるし。ていうか、コレ1本でよくね?と思ったりもします。これがシリーズの最初なんだと思ってあらためて「最後の一日」を「単品」として見ると、やっぱチカラ入ってますし、今まで芝居で仮名手本が主流だった時代に、新歌舞伎なんつってこの「最後の一日」が上演された昭和初期の観客の気持ちを探ると(言ってみりゃ仮名手本の十一段目のあと的なエピソードでもありますし)おもしろく、当時としてはやっぱ斬新だったんだったろうなと思った。どのセリフも興味深く聞けるし。何度か映画化もされているし。ていうか、コレ1本でよくね?と思ったりもします。
おはなしは「全員切腹」という壮絶な末路の直前に、繊細なラブストーリーを持ってきてるのだが、そういうセンスが素晴らしい。ここは泣きます。

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