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元禄忠臣蔵の女たち

2,555 バイト追加, 2025年12月21日 (日) 01:15
ページの作成:「公開当時のチラシ吉良上野介にぞっこんの富子の苦悩」「小野寺十内の...」
[[画像:genroku_onnatachi.jpg|thumb|公開当時のチラシ]]


「[[吉良上野介]]にぞっこんの[[富子]]の苦悩」「[[小野寺十内]]夫[[丹女|妻]]のおしどりぶり」「[[可留]]の妾宅」「[[堀部弥兵衛|堀部家]]の人びと」(※各タイトルは、もりいが勝手につけてます)

・・・といった4本立てのエピソードが、オムニバス形式で綴られる約1時間45分。

だから、タイトルからは「[[東芝日曜劇場 女たちの忠臣蔵〜いのち燃ゆる時〜|女たちの忠臣蔵]]」を思わせますが、実際にはどちらかというと「[[女と男の忠臣蔵]]」といった趣きの作品でした。


各話の合間合間に登場する狂言回しの[[妙海尼|妙海]]が出ずっぱりで、メタ的にMCやってるんですが、演じてらっしゃるのはこの和塾主催の和田幾子さん(82歳でいらっしゃいます)。

彼女が、手元のカンペ(経本の体裁を取っている)を見ながら、つっかえつっかえ台詞をおっしゃっている。

それをあらかじめ許容する空間にお邪魔しているのだと理解するのに、少し時間がかかった。

一般を相手にしている商業演劇ではなく、ファンミに近い空間なのである。


で、この妙海はみんなよりも年上だし、どういう設定なんだろう?と思ってたら、最後の最後に堀部弥兵衛に「おちちうえ!」みたいなことを言うんでびっくり!

20〜30代の役だったのである!(ちなみにサチと腹違いのお順…という設定)


台本そのものは、とても丁寧で、優しく、真面目でした。まるで、真面目な小学校の先生のよう。

オムニバスなんで全体としての盛り上がりがあるわけでもなく、さながら、4時限の授業に出席したかんじ。

まじめなので冗談がひとつも面白くなく、「ここは笑いどころですよ」という場面で、客席がシン…となる空気も、観客のみなさんは受け入れてらっしゃる。


男女の仲睦まじい人間模様を、いくつも丹念に描いた末に

「浅野の“遺恨これあり”とは、いったい何だったのでしょう。これからも、色とりどりの忠臣蔵が映し出されていくことでしょう」

…と、どこか社会派然としたまとめで幕を閉じます。(※台詞は、もりいのテキトーな再現です)

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