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多門伝八郎

サイズ変更なし, 2008年10月11日 (土) 23:51
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無刀無言を条件に切腹会場に浅野の[[片岡源五右衛門|家来をひとりだけ]]入場させる粋なやつ。
 
切腹ステージにおもむく浅野に、面会に来て庭の隅のほうでひれ伏して黙って泣いてる家来の[[片岡源五右衛門|ゲンゴ]]を気づかせるために以下のようなことを言う。
「浅野殿、遅咲きの桜だが散る風情もまた格別でござるな。やがてあの梢(こずえ)に月が出るがこの春の宵にお別れも惜しいことでござろう」(東宝:有島一郎)●「浅野殿、遅咲きの桜だが散る風情もまた格別でござるな。やがてあの梢(こずえ)に月が出るがこの春の宵にお別れも惜しいことでござろう」([[忠臣蔵 花の巻雪の巻|東宝]]:有島一郎)
「おお、よい月じゃ。見事な月じゃ。これご覧なされい。明日は満月。見事な月ではござらぬか。」(歌舞伎:元禄忠臣蔵)●「おお、よい月じゃ。見事な月じゃ。これご覧なされい。明日は満月。見事な月ではござらぬか。」(新歌舞伎:[[元禄忠臣蔵]])
「ご覧なさいませ、月が昇りました。明日は満月。見事な宵月でございまするな。(目線を落とし)それに、美しい桜ではございませぬか」(東映:赤穂浪士天の巻地の巻)●「ご覧なさいませ、月が昇りました。明日は満月。見事な宵月でございまするな。(目線を落とし)それに、美しい桜ではございませぬか」(東映:[[赤穂浪士 天の巻・地の巻]])
「あいや浅野殿ごらんなされい、あの桜、咲くもよし又は散るもよし春の夕風にあの花びらの散り行く先を…」(浪曲)●「あいや浅野殿ごらんなされい、あの桜、咲くもよし又は散るもよし春の夕風にあの花びらの散り行く先を…」(浪曲)
「ご覧なさいませ。今を盛りと咲いておりまする。」(日活)●「ご覧なさいませ。今を盛りと咲いておりまする。」([[忠臣蔵 地の巻/天の巻|日活]])
「ご覧なされい。春の名残の桜でござる」(仲代「忠臣蔵」)●「ご覧なされい。春の名残の桜でござる」([[忠臣蔵 風の巻・雲の巻|仲代「忠臣蔵」]])
ストーリー的にはすごくカッコいいのに、歴史家からは「虚言癖」よばわりされております。なにしろ[[浅野内匠頭]]の有名な辞世の句も彼の創作だとか。
問題の著書は『多門筆記』

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