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峠の群像

180 バイト追加, 2010年6月6日 (日) 14:16
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[[原惣右衛門]]をやった矢野宣(「新幹線大爆破」で発狂する商社マンで有名)がたえずトイレを我慢してるような顔つきで内蔵助のそばにいて、なにかというと怒鳴り散らすのがカンにさわったが、実はこれも見事な演出で、最終的に討ち入りの時、彼'''だけ'''が勝ちどきを上げるという徹底したKYキャラが仕上がっていたんで結果的に好感が持てた。
放送当時を知る何人かの友人によれば小林薫演じる[[不破数右衛門]]の人気は尋常じゃなかったそうである。それこそ「不破サマ〜」と。の人気は尋常じゃなかったそうである。それこそ「不破サマ〜」と。クールで無骨で愚直な不破は歴代ベスト5に入る出来。
また伊丹十三の吉良もよく、「峠」の内容は記憶してないが伊丹はよかった、という人も多い。また伊丹十三の吉良も品があり、誤解されやすい人物を見事に作り上げており、現在も「峠」の内容は記憶してないが伊丹はよかった、という人も多い。
アイドルが花を添えておりジャニーズ勢がたくさん出ており、さらに健闘している。アイドルが花を添えておりジャニーズ勢もたくさん出ており、健闘している。[[矢頭右衛門七]]のヨッチャンは塩田経営のほうに最初は荷担しており、巻き込まれるように加盟する。[[清水一学]]のニッキは好青年で、[[伊達左京亮]]のヤックンは要領のいい饗応役。どれも斬新な演出だ。三田寛子(=京女。おかる)やキョンキョン(すぐばれる間者)も出ている。
「一本調子で抑揚がなく、そのムードが首尾一貫しており、キャラも豊かに膨らんでいない。暗く重苦しい画作りの中で、みんなが無表情で思案し、悩み、相談かもめごとを繰り返すばかり。そしてときどき怒鳴る。'''もっとも暗い忠臣蔵'''」とまったく逆の酷評をした。
ドラマのおもしろさというのはいろんな肉付けにあるわけで、贅肉をそぎ落としちまって総集編なんて作っちゃうと、単に風変わりな「忠臣蔵」ってことになってしまうのだ。ドラマのおもしろさというのはいろんな肉付けにあるわけで、贅肉をそぎ落としちまって総集編なんて作っちゃうと、単に風変わりな作品になってしまう。
総集編には気をつけたい。思い出を振り返るにはいいが作品を知るために早くには立たない。
数ある「忠臣蔵」ものの中でも、史実的にはひじょうにまっとうな再現をしている作品だそうであるが、演出面での現代的なアプローチが琴線に触れて、飯尾精氏は「異議あり忠臣蔵」の中で本作をいろいろダメ出しをしている。本作は数ある「忠臣蔵」ものの中でも、史実的にはひじょうにまっとうな再現をしている作品だそうであるが、演出面での現代的なアプローチが琴線に触れて、飯尾精氏は「異議あり忠臣蔵」の中で本作をいろいろダメ出しをしている。

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