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加古川本蔵

1,237 バイト追加, 2013年12月22日 (日) 08:52
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この加古川一家、加古川本蔵、戸無瀬、小浪という名は万葉集の「'''加古川の 水のとなせの瀧なれば 末は小浪の立つといふらむ'''」というところから作りました。
 
 
== 歌舞伎 本蔵下屋敷 ==
歌舞伎のスピン・オフに虚無僧になるまでの経緯を描いた「本蔵下屋敷」がある。
 
事件後、本蔵の下屋敷に詮議にやって来た[[桃井若狭助]]。本蔵の機転(二段目)は結果的に城中において桃井に「へつらい武士」という悪評をもたらす結果となり、家名に瑕をつけたとして死罪を検討するが、みずから[[大石内蔵助|由良助]]に打たれに行く覚悟のある本蔵を見抜いて暇を出してやることにし、虚無僧の衣裳一式を小姓に持ってこさせ、選別に[[吉良上野介|高師直]]邸の絵図面をくれる。
 
桃井と本蔵の別れのシーンはなんともホロリとさせられる。
 
この話には、桃井と一緒に来る筆頭家老・井波伴左衛門(いなみ ばんざえもん)というキャラもからみ、こいつが実はお家の転覆を謀る悪党で、本蔵が手打ちを逃れたのは伴左衛門の陰謀を見抜いた経緯も影響している。
 
江戸時代末ごろの作品だろうと言われている本作は作詞、作曲、初演などまったく不明の常磐津の稀曲だが、後半のお琴と三味線のグルーヴはたまらなく素敵で、国立劇場さんからCD出してほしい。
 
 
 
 
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