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大忠臣蔵(NET)

36 バイト追加, 2016年8月22日 (月) 17:18
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刃傷沙汰のきっかけは「塩田の秘法」を浅野から教えてもらえなかった吉良のイジメのエスカレート。ハラハラする松の廊下のシークエンスが見事。市川中車の刃傷沙汰のきっかけは「塩づくりの秘法」を浅野から教えてもらえなかった吉良のイジメのエスカレート。ハラハラする松の廊下のシークエンスが見事。市川中車の[[吉良上野介]]は自然に「こんなくそじじい、死んじまえばいいのに」と思わせてくれる、イイ出来。
塩づくりの秘法を命がけで守っただけに「お家断絶、領地没収」という裁決が見ていてショッキング。秘法を命がけで守ってただけに「お家断絶、領地没収」という裁決が見ていてショッキング。
「東軍流の剣の使い手」という部分を膨らませたミフネ内蔵助を頭にいただくことにより、自然に浪士たちも全員腕っ節がよいというながれになって、なにかと言うとすぐ斬り合いになるのも本作の特徴。架空の間者やシタッパ侍が登場しては斬り殺され、最終回までに相当な人死にが出ます。
あと、めずらしく講談などの架空エピソードも(いささかのアレンジがあるものの)いちいちしっかり映像化している。実際の赤穂事件のいきさつに、後年にあとからあとから作られたいろんな銘々伝、外伝を、つじつまを合わせてドラマのエピソードに盛り込んでおり、腐心の後がうかがえる。NHKの大河みたいに原作付きじゃないぶん縛りがないのかも。(あとで読んだ「実録テレビ時代劇」能村庸一著によると、原作使わない&おなじみエピソードは全部盛り込む…は企画立ち上げ当初の条件だったそうである)あと、めずらしく講談などの架空エピソードも(いささかのアレンジがあるものの)いちいちしっかり映像化している。実際の赤穂事件のいきさつに、後年にあとからあとから作られたいろんな銘々伝、外伝を、つじつまを合わせてドラマのエピソードに盛り込んでおり、腐心の後がうかがえる。NHKの大河みたいに原作ありき(でもないか)じゃないぶん縛りが無いのかも。(あとで読んだ「実録テレビ時代劇」能村庸一著によると、原作使わない&おなじみエピソードは全部盛り込む…は企画立ち上げ当初の条件だったそうである)
最も注目すべきは、出演陣の豪華さ。五社協定の垣根を越え「こんな人も出てるのか」とおどろくような顔ぶれなのがとにかく楽しい。。
おそらく史上最高の贅沢な顔合わせではないだろうか。たとえば東映「[[赤穂浪士]]」の萬屋錦之助の脇坂淡路守と東宝「」の萬屋錦之助の[[脇坂淡路守]]と東宝「[[忠臣蔵 花の巻雪の巻]]」の市川中車の吉良上野介が(それぞれその役で)同じ画面で拝めるんだヨお立ち会い。」の市川中車の[[吉良上野介]]が(それぞれその役で)同じ画面で拝めるんだヨお立ち会い。
世代的にうれしかったのは、武器調達のかどで拷問にあってる[[天野屋利兵衛]]を釈放する粋(イキ)な大阪のお奉行さんを中村梅之助が特出で演じてるとこ。彼は当時江戸町奉行「遠山の金さん」放送中で大人気だったのだ!このサービスには当時のお茶の間はさぞ喜んだことでしょう。(さらに付け加えると天野屋を演じたを釈放する粋(イキ)な大阪のお奉行さんを中村梅之助が特出で演じてるとこ。彼は当時江戸町奉行「遠山の金さん捕物帳」放送中で大人気だったのだ!このサービスには当時のお茶の間はさぞ喜んだことでしょう。(さらに付け加えると天野屋を演じた[[元禄忠臣蔵 前篇・後篇|前進座]]のスター・中村翫右衛門は梅之助のお父さん。…まさかと思って天野屋と一緒に石を抱かされる子役を確認したが中村梅雀ではないようだのスター・中村翫右衛門は梅之助のお父さん。…まさかと思って天野屋と一緒に石を抱かされる子役を確認したが中村梅雀ではないようだw)
10話に1回くらいのペースで当時人気のお笑い芸人が登場するのもニクい。配役が民放っぽいとでも申しましょうか。

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