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武林唯七
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カミソリがじょうずなので[[浅野内匠頭|殿様]]の月代を剃る御髪上げを担当してたりするが、粗忽なのでカミソリの柄がグラグラしてきたということで殿様の頭を使ってコツンときめこむ。痛いから怒られるが、ふつうなら金輪際目通りが許されなくなるところを唯七はいつも柔らかく叱られるだけ。殿様のお気に入りの家来。の月代を剃る御髪上げ(おぐしあげ)を担当してたりするが、粗忽なのでカミソリの柄がグラグラしてきたということで殿様の頭を使ってコツンときめこむ。痛いから怒られるが、ふつうなら金輪際目通りが許されなくなるところを唯七はいつも柔らかく叱られるだけ。殿様のお気に入りの家来。
'''<おもしろエピソード1>'''
殿様の御用も聴かずに浅野ご本家までお使いに飛び出して、間違えて隣のお屋敷に入ったことを玄関先で気づいたが居直って奥まで入っていって「あのぉ、え〜っとですね、お昼を食べさせてくれませんか?」とヘンなごまかしをしたりする天然ぶり。
'''<おもしろエピソード2>'''
上記「使者」バリエーションで、白いハトを50羽、加州侯に寒中見舞いに持っていくお使いでも失敗をし、先方で「寒中見舞い」の言葉が思い出せず、つい「あててごらんなさい」と用向きをクイズにしてしまった。
'''<おもしろエピソード3>'''
東下りの時、鳴海の宿で人足・ジャンガラ弥十ともめて、一撃で殴り倒してしまう。
人足ひとりでも殺せばマズイので、内蔵助はその場の問屋場役人にカネで内聞にしてもらおうともちかけると、役人は大喜びで香典百両をふっかけてくる。実は気絶してただけの弥十は息を吹き返すが、その場の事情を飲み込み、死んだふりを続けてるので、芝居に気づいた内蔵助が「ひとこぶしでこの世を去るとはのう〜」と大刀の鐺(こじり=鞘の先端)で脇の下をグリグリ。しまいにゃ「唯七。クビを打ち落とせ」。これに弥十は「辛抱できるかい!」と逃げ出した。鞘の先端)で脇の下をグリグリ。しまいにゃ「唯七。クビを打ち落とせ」。これに弥十は「辛抱できるかい!」と逃げ出した。(「[[尾上松之助の忠臣蔵]]」で近いシチュエーションが映像化されている。明治時代の作品でフィルムが寸断されていたが21世紀になって内蔵助に胴切りにされそうになって飛び起きて逃げ出す人足の「オチ」部分が見つかった。)
以上。いろんな講談本より
'''<おもしろエピソード5>'''
合言葉が「山」と「川」なら敵方にすぐ知れる。アレは講釈師の作ったフィクションだそうで、ほんとうはサイコロの目を合図にいたしました。