飛べ!孫悟空#60・61

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作品概要
制作会社 TBS
公開年度 1978年
内蔵助役 郷ひろみ
評価 2ツ星

ザ・ドリフターズによる人形劇。

当時死ぬほど忙しかったであろうドリフとピンクレディーを担ぎだして、毎回すごいゲストを人形で出して(山口百恵や沢田研二など)人気があった人形劇。主題歌は阿久悠と都倉俊一である。

第60話「郷ひろみの大忠臣蔵 しんぼうきぼうしゃ!?の巻」。第61話「郷ひろみの燃えるドラゴン(続・大忠臣蔵)仇討!」で忠臣蔵をする。


天竺へ向かう途中で中山安兵衛の格好の郷ひろみ(の人形)が「おじうえ!」と言いながらドリフ一行(三蔵法師のいかりや長介の人形。孫悟空の志村けんの人形など)とすれ違う。黒の単衣のふところから手紙がダラリと出ていてよく出来て気が利いている。でもこれはその後の内容に関係がない。

なにかと辛抱が足りない孫悟空を戒めようと三蔵法師が思ったところに「しんぼう きぼうしゃ」と貼り紙を見つけ、なんとかしてもらえるものとその屋内に入るとそこには無法者(人気プロレスラーの人形)が集まっていた。貼り紙は「ようじんぼう きぼうしゃ」と書かれたものの一部が折れて読めなくなっていたのだ。

雇い主の金竜王(金田龍之介のアフレコがステキ)はかつて松の廊下(が、よく出来ている)でモテモテの満州あんこうの殿様(郷ひろみの人形)を妬み、郷に鼻くそを飛ばし、顔を踏み、おならをかけて「お歳暮持ってこい」と言っていじめた。逆上して刃傷事件を起こした郷ひろみは切腹になるが、その恨みを晴らすため家来の郷石内蔵之助(も、郷ひろみ)が旧臣とともに討ち入りに来るのだった。


アイデアや工夫に満ちた前編に重要な要素が凝縮され、炭小屋から金竜王を引っ張りだしたところで「つづく」となるから、どんな内容がつづくのやらと心配したら案の定、後編には内容らしい内容もなく、龍の正体を現した金竜王とだらだらしたやりとりで25分、お茶を濁す。

でも、70年代の子供なら、ところどころ歌もあるしMCの小島一慶は元気だしじゅうぶん楽しい&うれしいパッケージであります。


同年公開の「赤穂城断絶」から名セリフを「あんこうは燃えてござる!」ともじったり、当時流行った吉野家のコマーシャルソングをもじった「あだうちひとすじ、はちじゅうねん〜」という幼稚なギャグがいちいちうれしい。