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きっと「最後の一日」があんまり良かったんでプロデューサーから「ほかも全部書いて」って真山先生は言われたんでしょうなあ。通しでやるなら、時系列じゃなくて、書かれた順っていうのもいいかもです。きっと「最後の一日」があんまり良かったんでプロデューサーから「ほかも全部書いて」って真山先生は言われたんでしょうなあ。<small>(※01)</small> 通しでやるなら、時系列じゃなくて、書かれた順っていうのもいいかもです。
※01…これは2006年中村雀右衛門※01…昭和9年末、軍部から目をつけられない(数年後に日中戦争が始まる激動の時代背景)&儲かる芝居がほしい、そう考える松竹合名会社社長 大谷竹次郎が、ヒットしてる「大石最後の一日」に「これだ!」と惚れ込み、真山青果邸を訪れて、大作「昭和忠臣蔵」制作がスタートしたという。「筆をとったのは私だが、もともと大谷社長が遠大な目的でわたしに依頼した。一場一場の仕組みや筋立て、人物の配置など、同氏の創案及び協力に依るところが多い(真山談)」<small>(季刊雑誌「歌舞伎」第二号s43発行 松竹株式会社)</small> ※02…これは2006年中村雀右衛門(5th)が芝雀だったときの感想。歌舞伎座さよなら公演(2009年)の中村福助(9th)はオーバーアクションながらも、超かわいいおみのを演じてノンストレスだった。見る側の趣味や贔屓で意見はわかれるところと見ゆる。
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おはなしは「全員切腹」という壮絶な末路の直前に、繊細なラブストーリーを持ってきてるのだが、そういうセンスが素晴らしい。ここは泣きます。
途方もない長台詞も特徴。しかし、中村吉右衛門によるとどこか刈り込もうとするととたんにバランスが悪くなると、真山先生の仕事の不思議を語っている<small>(NHK衛星第2「土曜シアター “山川静夫の新・華麗なる招待席” 「元禄忠臣蔵」国立劇場開場40周年の3ヶ月連続歌舞伎公演『元禄忠臣蔵』より)</small>。
台詞を整理できないとはいえ、たとえば「最後の一日」で[[礒貝十郎左衛門]]のフィアンセ・おみのが細川邸に潜入するいきさつを語るシーンでは、顛末を全部彼女の「長台詞」で観客にすべてを理解させようとすることと、それが女形(つまり男性)の金切り声の絶叫で延々とやられることが、こっちの体調いかんで相当キツイことになる<small>(※01)(※02)</small>。
歌舞伎&仁左衛門ファンの友人[http://ja.wikipedia.org/wiki/伊藤理佐 伊藤理佐]氏が、09年の「歌舞伎座サヨナラ公演」夜の部「南部坂」「仙石屋敷」「最後の一日」の3本立てに出かけて、こうこぼしておりました>「派手なシーンがないのと 幕が何回も降りてセット替えが多いのと三幕目で大石内蔵助が仁左衛門から幸四郎になったのと(笑)で、ちょっと、もう、おなかがいっぱいです。。」…そして昼の部(コレも別の3本立て)に行く予定をキャンセルしたとか。