いやもう、この映画はもう、あたしがなんだかんだ言うまでもなく、ちゃんとした良い作品でございまして、忠臣蔵スタンスからよけいなことを言うと、そうとう的外れなレビューになりますれば、気になった方は各々ご購入、またはレンタルなどしてご覧なさればよろしかと存じます。いやもう、この映画はもう、あたしがなんだかんだ言うまでもなく、ちゃんとした良い作品でございまして、忠臣蔵スタンスからよけいなことを言うと、そうとう的外れなレビューになりますれば、気になった方は各々ご購入、またはレンタルなどしてご覧なさればよろしいかと存じます。
途中までズ〜〜ッと丹下'''左膳'''と安兵衛の話だと勘違いしながら見てたときは、[[血槍無双]]みたいな娯楽作品だと思ってたんですが、なんだか「別格」でありました。だってオープニングのテンポとか、娯楽映画的にグイグイ引っ張りこんでくれるんですもの。
そもそも左膳は大岡越前の頃のキャラとされていて、時代もメチャクチャ違うわけでもないし、てっきり「丹下左膳/エピソード1」かと思っちゃったら興奮しちまったものだが、「薄桜記」の作者・五味康祐は連載に先がけて「典膳は赤穂浪士にもっとも恐れられていた刺客だったから、のちに無頼な丹下左膳のモデルにされてしまった」と洒落を言って典膳に実在感を持たせたコメントをしていたそうで、林不忘の「丹下左膳」をモチーフにしていることは間違いないようであります。そもそも左膳は大岡越前の頃のキャラとされていて、時代もメチャクチャ違うわけでもないし、てっきり「丹下左膳/エピソード1」かと思っちゃったら興奮しちまったものだが、「薄桜記」の作者・五味康祐は連載に先がけて「典膳は赤穂浪士にもっとも恐れられていた刺客だったから、のちに無頼な丹下左膳のモデルにされてしまった」と洒落を言って典膳に実在感を持たせたコメントをしていたそうで、林 不忘(ふぼう)の「丹下左膳」をモチーフにしていることは間違いないようであります。 この、評判の作品を最初に見ちゃうとこれがスタンダードになってしまうが、ほかの「薄桜記」(テレビドラマ)を見ると本作には相当アレンジが加えられているものと見えます(原作を読んでみなくちゃなあ)。 典膳が破門になった同門の連中とのいざこざがメインで、典膳の妻・千春をめぐっての安さんや典膳のエピソードなどもチラッと混ぜながら、うまいこと110分に整理している。 でまた、いいオトナの千春の雛人形遊びするとか独特。子犬が唐突に挿入されたりと監督(森一生)は可愛い素材を入れるのがうまい。
あるシーンの殺陣がいいので原作を読みたくなったのだが、それは「一体どう表現するとこういうシーンになるのか」と思ってのことだったが、そのシーンはどうも映画のオリジナルだそうで、さすがビジュアルの専門家のなせる技なのだなと感心しました。
監督も、そして雷蔵もものすごいいきごみで作ったらしいんですね。だからなんというか、ものすごい昇華を遂げたわけですよ。でも映画のプレスに「妖気をはらんだ五味康祐の評判小説」とあるから、やっぱりちょっと読みたい。五味康祐って柴田錬三郎とかわりばんこに「ほんものは誰だ監督も、そして雷蔵もものすごいいきごみで作ったらしく、ものすごい昇華を遂げた。 とはいえ映画のプレスに「妖気をはらんだ五味康祐の評判小説」とあるから、やっぱりちょっと読みたい。五味康祐って柴田錬三郎とかわりばんこに「ほんものは誰だ?!」のパネラーで出てた人ですよね。
やー、しかし、あたしは忠臣蔵の外伝に分類分けいたしましたが、「関連作品」に近いかなあ。とにかく、映画としては五つ星です(忠臣蔵ものとしては星四つね)。映画としては五つ星です(忠臣蔵ものとしては星四つ)。
忠臣蔵がサブでも、こっちが忠臣蔵スタンスで見ていると、すごくもりあがってるメインの壮絶さや悲しさよりも、やっぱり茶会の日取りがわかったところでグッとくるんですよね。「忠臣蔵モード」って不思議です。ヒイキってこういうことなんですかね。忠臣蔵がサブでも、こっちが忠臣蔵スタンスで見ていると、すごくもりあがってるメインの壮絶さや悲しさよりも、やっぱり茶会の日取りがわかったところでグッとくる。「忠臣蔵モード」って不思議です。ヒイキってこういうことなんでしょうか。
雷蔵が光り輝いてるが、この翌年、カツシンが「不知火検校」で新しく生まれかわります。
== 秘剣破り ==
2年後に倒産してしまう大映の上記「薄桜記」のがんばったリメイク。
スター・市川雷蔵を病気で失った(このころ闘病中。病床から電話で池広一夫監督にエールを送っている<small>(「市川雷蔵と勝新太郎」中川右介 KADOKAWA刊)</small>)穴を、東映から移籍した松方弘樹(丹下典膳)で埋めようとがんばってるころの作品(雷蔵のやってたシリーズものを松方でリメイクする企画はこの他にも「眠狂四郎」「若親分」などがあったが、ヒットには繋がらなかった)。
[[堀部安兵衛|安兵衛]]役の本郷功次郎の魅力もじゅうぶん光っている。脚本はオリジナル(は10年前)と同じ伊藤大輔。1969年作品。
構成はマンマだが、セリフが足されたり引かれたりしてすごくリーズナブルにわかりやすく生まれ変わっている。
ハナシが見えやすくなったぶん、雷蔵版では彼の存在感で見えにくくなっていた「なんだかつまらない行きがかりでソンばかりしてる、強いのにいいところナシの哀れな丹下さんのハナシ」というストーリーラインが浮き彫りになってしまって見えたのが特徴。
しかし、完成度が非常に良いのに会社の立て直しには貢献できなかったとなると、当時の映画界の客離れはシャレにならない落ち目ぶりだったのだなあと思う。
この年の大映の収入は前年のマイナス16%。映画館の売却でその場をしのいでいる。<small>(「市川雷蔵と勝新太郎」中川右介 KADOKAWA刊)</small>
テレビサイズにいいかんじにコンパクトに整理されており、演出にも小技が利いていて杉サマの貫禄も良く、好感が持てる作品。
大映版と違ってドロドロした部分がカットされ、原作にあるのか無いのか、浪人した典膳が大工さんの用心棒になるエピソードなどが加わった上、大映版のあの印象的なラストにも大幅なアレンジが加わっている。映画と違ってカラッとしており、浪人した典膳が大工さんの用心棒になるエピソードなどがあって(原作読んでないんで恐縮ですがNHK版にもこのエピソードはあるのでこっちがホントらしいですな?)、大映版のあの印象的なラストとは違う感じになっている。
ところでこの当時ってキャスティングに「?」と思うことがしばしばある。安兵衛役の竜雷太はファンだが、なにも当時51歳の彼を安兵衛に当てなくても…。4年後に伯父さんのところでこの当時ってキャスティングに「?」と思うことがしばしばある。安兵衛役の竜雷太はファンだが、なにも当時51歳の彼を20代前半の安兵衛に当てなくても…。4年後に[[菅野六郎左衛門忠臣蔵|別のドラマ]]をで安さんの伯父さんの[[忠臣蔵|演る菅野六郎左衛門]]ヒトですよ。を演るヒトですよw。
どういう事情なのかと思っていたが、チャンネルが違うがこの2年ほど前にやはり忠臣蔵外伝[[腕におぼえあり|「用心棒日月抄」]]をやったときにも竜雷太や佳那晃子を主要な役に置いて共演している。Wikipediaによれば、このころの杉良太郎には共演者に常連がいるそうで、年格好のリアリティよりも一座?全体のありさまで楽しんでもらおうというねらいなのかもです。
== NHK BS時代劇 薄桜記 ==
[[画像:Kasuga.jpg|thumb|役者絵:オードリー春日]]
2012夏にNHK BSプレミアムにて放送の11回の連ドラ。
むかし[[矢頭右衛門七]]を[[忠臣蔵|経験してる]]山本耕史が30代半ばとなって、彼の丹下典膳を完成させていて良かった。
見ながら幾度も典膳がどこに向かってるのか「生き方」についていろいろ考えさせられた。説得力のある構成から、幾度も典膳の「生き方」についていろいろ考えさせられた。
評判が良かったようで、すぐ地上波の放送が決まった。
※放送当時の忠臣蔵ぶろぐ>>[httphttps://blogkusuosan.kusuyajugem.net/?eid=624 http://blog.kusuya.netjp/?eid=624]
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