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トントンと高田馬場の仇討ちシーンになるが、なにしろ酔っ払っていないので、おじさんからの手紙を読まない理由が無く(お説教を敬遠…という解釈は成り立ちます)、助太刀に間に合わないプロセスにじゃっかん無理があるw。トントンと高田馬場の仇討ちシーンになるが、なにしろ酔っ払っていないので、おじさんからの手紙を読まない理由が無く、助太刀に間に合わないプロセスにじゃっかん無理があるw。
時代背景を知らずに見た時はなんだかダイエットされた作品、といった印象を持ち、ほんとは3っつ星というほど面白かったわけじゃないものの、2つ星にするとなんだかかわいそうな、そういう存在感を放っていた。時代背景を知らずに見た時は「なんだかダイエットされた作品だなぁ」といった印象だったが、嵐寛寿郎主演映画を何本か観てから、彼のマジメっぽい役者像がイメージに馴染むと、講談や他の映画の無頼漢の安さんとは違う、言ってみれば史実に近い中山安兵衛像がアラカンのおかげでグッと引き立ち、好感をもって迎えることができる。 また、ワイルドな大河内傳次郎や、スタイリッシュな阪東妻三郎よりも、流れるように華麗で定評のある、アラカンの殺陣がたっぷりあって、チャンバラ好きにも良いサービスとなっている。
世代的には「怪獣総進撃」を「ゴジラ電撃作戦」っていうタイトルでリバイバル上映したのを思い出した。世代的にはmそういえば「[[怪獣総進撃]]」を「ゴジラ電撃作戦」っていう改題でリバイバル上映したのが、あったなぁ('72)。
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ほかの作品には見られない品行方正な安兵衛が珍しい。
長屋で一人、ただねっころがって(<だらしなくない)ぼんやりしていて、フと放置(机の上にきちんと置いてある)していた手紙を、なんとなく読み始め「しまったー!」としらふで一大事に駆けつける。
アクションシーンは迫力があるが、これまた特徴的なのは、[[ホリ|サチ]]からしごき帯をもらわず、かんざしも鉢巻に挟まない。婦女子からのプレゼントを露骨に身にまとうのは軟弱であるとでも言いたげ(ご婦人からもらう武運のお守り・千人針とはニュアンスが違うようで?)。からしごき帯をもらわず、かんざしも鉢巻に挟まない。婦女子からのプレゼントを露骨に身にまとうのは軟弱であるとでも言いたげ(ご婦人からもらう武運のお守り・千人針とはニュアンスが違うのか?)。<small>(註01)</small>
その赤穂藩にスカウトする部分が豊かに膨らんでいるので主従の絆が強調され、そのために松の廊下シーンが「[[忠臣蔵 地の巻/天の巻忠臣蔵 天の巻/地の巻]]」の使い回しであるにもかかわらずいっそう絶望的で印象的な感じがする。
そして、弥兵衛、安兵衛親子のニッコニコしながら、雪の中を討ち入りに走っていくシーンで映画は終わります。
リバイバル上映や「増補」ものが当たり前にあった時代なので、きっと「改題」とあるのでしょうか。
(2014年のCS放送では「旧題 高田馬場前後」としてあり、言い方としてはそっちのほうが理解しやすかった。)
南方の戦局が相当悪い、終戦間近の作品。数ヶ月後、神風特攻隊。
「政府は非常事態発生の場合に対処するための非常用映画という娯楽作品を企画せしめた。これはその第一作である」<small>(「日本映画発達史 3」田中純一郎 中央公論社)</small>
検索しても出てこないんでよくわからないが「非常用映画」というのは、戦局が悪化して映画が作りづらくなっても、最低限の娯楽供給を維持するため、政府が映画会社に用意させた“まにあわせ映画”のことなのかなと。
ただ、このころの都市部は空襲警報のサイレンがうるさいし、爆弾も落ちてきて、それどころではないと思いますが…。
製作:山口哲平/脚色:依田義賢/監督:松田定次
註01…ちなみに、嵐寛寿郎自体は"根っからの好色"だったそうである。<small>(「鞍馬天狗のおじさんは:聞書アラカン一代」竹中労 ちくま文庫)</small>