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忍法忠臣蔵
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=東映|公開=1965|内蔵助=大木実|星=1|頃=}}
原作:山田風太郎の忍者ムービー。
ポスターのようすから、もっといやったらしい感じかと思ってたが、なかなか軽快でカラッとしたカルト映画。
主役、丹波哲郎演じる伊賀忍者・無明網太郎(むみょう つなたろう)が豪快で愉快。
松の廊下事件のあと、赤穂浪士がどんどんと[[千坂兵部]]の放った能登のくノ一の色仕掛け忍法にかかって脱盟。ひょんな縁から無明も千坂から討ち入り阻止の密命を受ける。
無明=丹波哲郎のひとり舞台でほかの役者さん達にそれほどの見せ場は無く(華も無いんだよなあ)、田中邦衛が[[不破数右衛門]]で出てくるから「お!」と思うがコレも続かない(出番が超少ない)。
はじめのほうこそ、忍法と忠臣蔵というアンサンブルに引き込まれるが、中盤からもう、浪士>忍者>浪士>忍者というシークエンスのワン・パターンに飽きてしまう。
アウトロー無明網太郎像も結局どっかキャラ的に[[堀田隼人]]っぽいし、なんだかんだで消化不良の作品。
あの東映が「[[ギャング忠臣蔵]]」で失敗の辛酸をなめて、このような作品で自慢の忠臣蔵をリリースする時代の流れを、千恵蔵をはじめとするあの看板スター達はどのような思いで見ていたろうか。
原作:山田風太郎の忍者ムービー。
ポスターのようすから、もっといやったらしい感じかと思ってたが、なかなか軽快でカラッとしたカルト映画。
主役、丹波哲郎演じる伊賀忍者・無明網太郎(むみょう つなたろう)が豪快で愉快。
松の廊下事件のあと、赤穂浪士がどんどんと[[千坂兵部]]の放った能登のくノ一の色仕掛け忍法にかかって脱盟。ひょんな縁から無明も千坂から討ち入り阻止の密命を受ける。
無明=丹波哲郎のひとり舞台でほかの役者さん達にそれほどの見せ場は無く(華も無いんだよなあ)、田中邦衛が[[不破数右衛門]]で出てくるから「お!」と思うがコレも続かない(出番が超少ない)。
はじめのほうこそ、忍法と忠臣蔵というアンサンブルに引き込まれるが、中盤からもう、浪士>忍者>浪士>忍者というシークエンスのワン・パターンに飽きてしまう。
アウトロー無明網太郎像も結局どっかキャラ的に[[堀田隼人]]っぽいし、なんだかんだで消化不良の作品。
あの東映が「[[ギャング忠臣蔵]]」で失敗の辛酸をなめて、このような作品で自慢の忠臣蔵をリリースする時代の流れを、千恵蔵をはじめとするあの看板スター達はどのような思いで見ていたろうか。