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赤穂義士(大映)
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=大映|公開=1954|内蔵助=進藤英太郎|星=2|頃=}}
[[画像:Akogisi.jpg|thumb|映画のB4チラシ。]]
浪曲で綴る忠臣蔵。
映画の冒頭に浪曲師さんが4人出てきてこちらに向かってまずご挨拶。めいっぱい浪曲が楽しめるのかしらと思うと、刃傷〜切腹のあと、なじみのない[[不破数右衛門]]の夫婦の悲話が始まる。なんか、二人仲良しで、不破は討ち入りメンバーに入れてもらいたがって、奥さんが死んじゃって、みたいな。「こんな話浪曲で聞いたことが無いなあ」と思いながら見ていて、そう言えばこのエピソードになってから冒頭以外浪曲がかかってない!てなことに気づく。そのあと映画は「の夫婦の悲話が始まる。(忠臣蔵映画は基本的に数エピソードのオムニバス) なじみがないのはあたしが浅学なだけで、不破夫婦は仲良しで、不破は討ち入りメンバーに入れてもらいたがって、病気の奥さんが足手まといにならないように自害しちゃって、…みたいなエピソードは同じく50年代のまんがにもあったので、あるのです。そもそもそういう内容の浪曲がかかってるし。 そのあとは「[[岡野金右衛門|絵図面取り]]」のエピソードになるのでまた浪曲がかかりだす。なんで浪曲忠臣蔵映画なのに浪曲と関係ないエピソードを入れたんだろう??」のエピソード。
内蔵助の影が薄く、その不破の話と絵図面がメイン。
このあと、3年後に東映が[[赤穂義士|同じタイトル]]でやっぱり浪曲忠臣蔵がある。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1954]]