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忠臣蔵
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=フジテレビ|公開=1996|内蔵助=北王子欣也北大路欣也|星=23|頃=}}
[[画像:OOTAKA.jpg|thumb|役者絵:平田 満]]
ビギナーが見ると、「ああ忠臣蔵ってこういう話なのか」と理解しやすい。
細かい表現にしても気を遣ってるようで、あえて[[畳屋]]に「殿様が俺たちに頭を下げている」と感動させて、時代劇離れしている視聴者には「全部同じちょんまげ」に見える登場人物の上下関係をはっきり説明したり、「私はなんの苦労もなく育ってきて辛抱なんてしたことがないから、吉良さんのあの態度はつらい」と[[浅野内匠頭|内匠頭]]にわざわざ説明的にグチらせるなど、見慣れた忠臣蔵的相関関係に新鮮な空気を取り入れて、新しい世代にもわかりやすくアプローチしており、親切。にわざわざ説明的にグチらせるなど、見慣れた忠臣蔵的相関関係に新鮮な空気を取り入れて、新しい世代にもわかりやすくアプローチしており、親切。(加筆:あらためて[[忠臣蔵 風の巻・雲の巻|仲代版]]を見てみたら同じセリフがあったので、特にこの作品の特徴というわけではない。脚本は本作と同じ古田求氏)
[[清水一学]]の隆大介もすごくいいのだが、安兵衛の友達だったときは話せるやつだったのに、吉良側に雇われたとたん情け容赦ない冷酷無比なキャラになってしまってつまんない。の隆大介もすごく熱量を感じる役者さんだ。隆一学は安兵衛の友人時代は話せるやつで良いキャラになりそうだったが、吉良側に雇われたとたん情け容赦ない冷酷無比なキャラになってしまってつまんない。
そして衣裳に特別な個性がない。江戸でお勤め中の赤穂藩士は、まるで制服のようにおなじ色味でコーディネートされており、元禄っぽくない。
で、実は意外に象徴的なんではないかと思うのがタイトルロゴで、筆文字だが、線が細く、スレンダーなのであります(^∇^; )。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1996]]