「源六」の版間の差分

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源六【げんろく】…遊女の保証人(女衒ぜげん/判人はんにん)。
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源六【げんろく】…遊女の保証人(女衒ぜげん/判人はんにん)。[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本]]キャラ。
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一文字屋の[[一文字屋お才|女将]]と[[お軽]]をつれにくるが、家の人がもたもたしてるのでキレて「てめえ達のようなむくなていに五十両という大金をののさん(仏様=おしゃか)にされてたまるもんけえ!ぐずぐずぬかしやがらァな、この家へれんじゃくつけて背負って立って、その跡にペンペン草はやしてバッタやコオロギの住処にしてやらあ!!」と怒鳴る。
 
一文字屋の[[一文字屋お才|女将]]と[[お軽]]をつれにくるが、家の人がもたもたしてるのでキレて「てめえ達のようなむくなていに五十両という大金をののさん(仏様=おしゃか)にされてたまるもんけえ!ぐずぐずぬかしやがらァな、この家へれんじゃくつけて背負って立って、その跡にペンペン草はやしてバッタやコオロギの住処にしてやらあ!!」と怒鳴る。
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オリジナルにはなかった役で、文化12年河原崎座の公演で鼻高幸四郎が作ったキャラ。その時の名前はぜげん閻魔の小兵衛。
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東海道一円で商売をしてる人なので京都の女衒のくせに江戸っ子なまり。
 
東海道一円で商売をしてる人なので京都の女衒のくせに江戸っ子なまり。

2009年5月1日 (金) 01:22時点における版

源六【げんろく】…遊女の保証人(女衒ぜげん/判人はんにん)。仮名手本キャラ。


一文字屋の女将お軽をつれにくるが、家の人がもたもたしてるのでキレて「てめえ達のようなむくなていに五十両という大金をののさん(仏様=おしゃか)にされてたまるもんけえ!ぐずぐずぬかしやがらァな、この家へれんじゃくつけて背負って立って、その跡にペンペン草はやしてバッタやコオロギの住処にしてやらあ!!」と怒鳴る。


オリジナルにはなかった役で、文化12年河原崎座の公演で鼻高幸四郎が作ったキャラ。その時の名前はぜげん閻魔の小兵衛。


東海道一円で商売をしてる人なので京都の女衒のくせに江戸っ子なまり。