差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

「超忠臣蔵」を10倍楽しく見る方法

282 バイト追加, 2016年12月14日 (水) 12:32
編集の要約なし
原作の講談では金右衛門が作戦のために婦女子をたぶらかすことを徹底的にいやがり「大石様から不義をしてもよろしいというお言葉があれば決して厭いはせぬが…」というバージョンもあります。大石は「決してかまわん。拙者とて心にもない放蕩三昧。実にご臓が張り切れるようである!忠のためには心にもないこともしなければならん」と返事がある。初段階ではこのやりとりを酒屋のバックヤードに設置したテレビ電話で江戸と京都を結び(当初、酒屋にはハイテクノロジーの設備を考えていた)「いいんじゃないかぁ?チョロチョロぱっぱのさ!ニタニタじんじんで!いやったらしんだから!」などとふざけようと思ったが不破とキャラがかぶるのとテンポが悪くなるなどの理由でやめました。これまでの映像作品同様、金右衛門はしぶしぶ作戦を決行します。原作の講談では金右衛門が作戦のために婦女子をたぶらかすことを徹底的にいやがり「大石様から不義をしてもよろしいというお言葉があれば決して厭いはせぬが…」というバージョンもあります。大石からは「決してかまわん。拙者とて心にもない放蕩三昧。実に五臓が張り切れるようである!忠のためには心にもないこともしなければならん」と返事をもらいます。シナリオの初段階ではこのやりとりを酒屋のバックヤードに設置したテレビ電話で江戸と京都を結び(当初、酒屋にはハイテクノロジーの設備を考えていた)「いいんじゃないかぁ?チョロチョロぱっぱのさ!ニタニタじんじんで!いやったらしんだから!」などとふざけようと思いましたが不破とキャラがかぶるのとテンポが悪くなるなどの理由でやめました。これまでの映像作品同様、金右衛門はしぶしぶ作戦を決行します。
実際は何度も逢瀬を重ねてからお艶を油断させるのがオーソドックスですが、仲間が彼らをふたりきりにするとお艶がすごく積極的に迫るバージョンも有りますw。
デートシーンは夏の花火の夜を予定していましたが、火鉢をあしらったり富士山を出してるうちに絵柄につじつまが合わなくなり、設定を涼しい季節に買えました。デートシーンは夏の花火の夜を予定していましたが、錦絵を見ると当時から花火大会は人出がすごく、とても内緒話が出来る状態じゃないのと、モブシーンを描く体力の無さ、加えてほかで用意した小道具や設定が雪の富士山も含めて冬仕様が多かったので多数決で、設定を涼しい季節に買えました。
「どうして酒屋が絵図面を欲しがるのか」についても原作の講談では説明がなされており、実は金右衛門は京都の大工の息子で勘当されている身。吉良邸の絵図を土産に親元に帰れば、いま大名から茶室の注文を受けて困っている親から勘当が赦されて晴れてお艶と結婚できる。とか、子供の時から絵だの絵図だのを集めるのが好きで菱川師宣の絵も飽きるほど集めてるから…などウソが込み入ってます。アニメでは全部ハショりました。(金右衛門が九十郎という偽名(とはいえ本人の幼名)で潜伏する設定もやめてわかりやすさを優先しております)「どうして酒屋が絵図面を欲しがるのか」についても原作の講談では説明がなされており、実は金右衛門は京都の大工の息子で勘当されている身。吉良邸の絵図を土産に親元に帰れば、いま大名から茶室の注文を受けて困っている親から勘当が赦されて晴れてお艶と結婚できる。とか、子供の時から絵だの絵図だのを集めるのが好きで菱川師宣の絵も飽きるほど集めてるから…などウソが込み入ってます。アニメではどれも使わずハショりました。金右衛門が'''九十郎'''という偽名(とはいえ本人の幼名)で潜伏する設定もやめてわかりやすさを優先しております。
ほかに忠臣蔵でフィクションのラブストーリーで有名なのは「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]」のおかる勘平。「[[元禄忠臣蔵]]」の[[礒貝十郎左衛門]]とおみのが有名です。特に、今回金右衛門がお艶からのラブレターをふところにいれて討ち入りをやってるさまは礒貝十郎左衛門がふくさに包んだ琴の爪をふところに忍ばせて闘った逸話のオマージュとなっております。
オマージュといえば、金右衛門は商人に化けてるにもかかわらず、言葉が武士のままでしゃべりがメチャメチャなところは講談「オマージュといえば、金右衛門は商人に化けてるにもかかわらず、言葉が武士のままでおしゃべりがメチャメチャなところは講談「[[三村次郎左衛門]]」の中でも出てくるギャグです。
忠臣蔵の演芸や映画には、もともと[[武林唯七]]のものとして創作されたものを映画では[[不破数右衛門]]のエピソードとして描いたり(「[[韋駄天数右衛門]]」)、[[矢頭右衛門七]]のエピソードが[[神崎与五郎]]のために映像化されたり(「[[ほまれの美丈夫]]」)と、シチュエーションをシェアするのは伝統?なので遠慮無く拝借しました。
劇中、絵図面をゲットしたあとに金右衛門がお艶にカケオチを持ちかけると見せて、彼女の身の安全を守るため「12月14日は吉良邸へバイトに出るな」と言ってますが実際これだと、絵図もないのにXデーが決まってたことになり変な話でして、ほんとは絵図面がゲットできて手はずが整ったということで計画が進みます。劇中、絵図面をゲットしたあとに金右衛門がお艶にカケオチを持ちかけると見せて、彼女の身の安全を守るため「12月14日は吉良邸へバイトに出るな」と言ってますが実際これだと、絵図もないのにXデーが決まってたことになり。これはヘンな話でして、絵図面がゲットできて手はずが整ったということで計画が進むのがほんとうのところです。
原作では金右衛門の正体を知ったお艶はあとを追うつもりで自害するパターンも有り、その場合「これがお通夜の語源です」と結んだり(<すげえぶっこみ方だな。講談)しますが、「超忠臣蔵」ではいつか引き揚げパレードの時にふたりを逢わせてあげたいと考えています。原作では金右衛門の正体を知ったお艶はあとを追うつもりで自害するパターンも有り、その場合講釈師は「これがお通夜の語源です」と結んだり(<すげえぶっこみ方だな。講談)しますが、「超忠臣蔵」ではいつか引き揚げパレードの時にふたりを逢わせてあげたいと考えています。

案内メニュー