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おそ松くん 第39話「討ち入りには、ご用心ザンス!」

297 バイト除去, 2010年12月1日 (水) 14:28
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アニメはけっこうクオリティが高いと思うし、脚本も実際の忠臣蔵物語のディティールを極力なぞろうと努力している。
大きな脱線もなく、たいへん優等生な出来映えである。が、おそらく、このまじめさが作品を可もなく不可のないモノに仕上げてしまっている。前半は大きな脱線もなく、たいへん優等生な出来映え。
ただ、「おそ松くん」の作品の特徴は数ある赤塚作品の中でも比較的まじめな構成なので、これはこれでいいのかも。[[吉良上野介]]…イヤミ。[[浅野内匠頭]]…ハタ坊。[[大石内蔵助]]…チビ太。というキャスティングも楽しんでる感じがある。
[[吉良上野介]]…イヤミ。[[浅野内匠頭]]…ハタ坊。[[大石内蔵助]]…チビ太。というキャスティングも楽しんでる感じがあるし。'''見所は後半の討ち入り'''。 ギャグのオンパレードで、アクションも楽しい。 最終的に炭小屋で発見された、女装した吉良イヤミ介の本人確認は難航するが幽霊の浅野ハタ坊に面通しして無事にイヤミは十字架に貼り付けになる。シェーッ!
「おそ松くん」というギャグマンガでキャラだけ借りてそのまま忠臣蔵をしたのでは意味がないと思ったのであろう、赤塚先生は「忠臣蔵物語」からどこをギャグにふくらませたらおもしろそうかと吟味した末に、結果「雪」「用心棒」「からくり屋敷」「替え玉」「仇討ちに興味がないと思われたキャラの豹変」などの要素を多いにふくらませて大胆にハナシを組み替えた。
 
それでもコレも「おそ松くん」だからか、カタイ。実験的な頃の「天才バカボン」でやったらはじけたかも。
じつは後年、「レッツラ・ゴン」においても「忠臣蔵(ルビ:レッツラ・ゴン)」というエピソードがあるが、あれほど過激でシュールな「レッツラゴン」なのに、こっちはゴンの親父が戦友(戦争行ってたんだ)にたかりに行くと侮辱されて帰ってくるのでゴンが友達とその戦友の屋敷に討ち入りに行くという、特別なひねりのない作品だった。
 
赤塚先生は忠臣蔵を丁寧にやろうというポリシーでもおありだったのだろうか。
 
…て、最後全然アニメのハナシじゃなくなってますが(#^o^#)。
ちなみに個人的な、この「おそ松くん(バブル期版)」への感想なのだが、秋元康・作詞の主題曲はどうかんがえてもクレージーキャッツ的なテイストなのに、ひじょうにリズム感の悪いとぎれとぎれの乗りの悪いものに仕上がってるのがいまだにじれったい。

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