お勘

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役者絵:三好栄子

お勘【おかん】…浪人時代の安兵衛のお隣さん。お勘婆。おかんばあさん。


安兵衛ものの講談や映画には、ある時代までは必ずといっていいほど安兵衛とはセットで出てくる、糊(のり)屋・糊売りの老婆。

八丁堀・岡崎町のあぶ八長屋の住人で、安兵衛の部屋の隣に住んでいる。

ふたりを隔てる長屋の壁には大きな穴が空いている設定のこともあり、呑んべえ安にダイレクトに世話を焼く。時間も教えてくれる(太陽の傾きを見ての目測)。そのわりに「ばばあ」と乱暴に呼称されている。


地芝居では現代でも登場し、どんな素人が演じてもこのおばあさんが出てくると場内に笑いが生まれ、和む仕掛けになっている。

キーパーソンであるだけに、映像作品の方では小松みどりであるとか、三好栄子浅香光代市村萬次郎といった、実力派がキャスティングされる。


もりい個人としては、よほどの狙いがない限り、おかんが出てこない(or 使いこなせない)安兵衛モノの、高田の馬場前後の映像作品や芝居は、伝統あるこのフィクションに対するアンチ(もしくは不勉強)を感じ、モグリと思っている。

ンま、「エメリッヒ版 ゴジラ」観てションボリするくらいのことですけれども。<相当



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