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わんわん忠臣蔵

604 バイト追加, 2020年7月4日 (土) 22:20
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{{Cinema|制作=東映|公開=1963|内蔵助=ロック|星=2|頃=}}
[[画像:wanwan_v.jpg|thumb|ビデオパッケージ。]]
 
けだもの版忠臣蔵。東映動画のアニメ。
ともあれ、世間から讃えられた四十七士の「正義」への疑い。というものを手塚先生なりに見つけていたとしたら、手塚版「忠臣蔵」をアニメでも漫画でもいいからそうとう観てみたかった。
 
(ていうか、そもそも手塚先生は浪花節がお嫌い。<small>(「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」2015年4月)</small>)
 
 
内容について「忠臣蔵」と「こがね丸」(巌谷小波・作)をミックスして無国籍的にしたとか、カットされた場面にはペットショップで知りあった恋人(恋犬?)同士の別れに「あたしゃ売られていくわいな」という仮名手本忠臣蔵(ていうかドンドン節)のパロディもあった、など貴重なお話が読めます。
とにかく手塚先生は現場に足を運ぶことはなかったものの、遅筆ながらラフコンテで内容をコツコツ提出し、アニメ担当はソレを元に脚本を書いて、絵コンテにして映画にしたとか。だからこの作品は堂々とした「手塚治虫原案」でありますわい。<small>(※02)</small>
(※01)・・・NHK「戦後史証言プロジェクト」で紹介された昭和57年リリース「ユリイカ58年2月号」で巖谷國士氏との対談より。
 
(※02)・・・コンテを渡してたのは事実らしいが手塚先生の自伝的記録には「出来上がりはボクの考えていたのとまるっきり違っていた」と語っていたと言う。もうわかりましぇん。<small>(少年画報社「鉄腕アトムの歌が聞こえる ~手塚治虫とその時代~」要確認)</small>

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