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わんわん忠臣蔵

27 バイト除去, 2015年2月7日 (土) 02:11
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手塚治虫の公式ホームページでもこの件について触れてる[http://tezukaosamu.net/jp/anime/4.html/ コンテンツ]があり、当初は『森の忠臣蔵』というタイトルで絵コンテまで執筆したのが企画会議の果てに路線変更されたというようなことが書いてある。
物語の内容が最終的に「お殿様の仇」ではなく「母親の仇」とした設定の変更したことについては、サイトによると「戦争の悲惨さを体験している手塚が、どうしても「お殿様=自分の国」のための戦い、ということは描きたくない、という思いが現れているのかもしれません。」と管理者さんが'''予想'''している。自分の国」のための戦い、ということは描きたくない、という思いが現れているのかもしれません。」と記されている。
「戦争の悲惨さうんぬん」とか言われると歯が浮くが、たしかに儒教的な忠誠心だけでストーリーを組み立てるのは手塚先生の芸風ではないかもですね。この「'''予想'''」の成否はともかく、たしかに儒教的な忠誠心だけでストーリーを組み立てるのは手塚先生の芸風ではないかもですね。
そもそも先生は「勧善懲悪のハナシは描かない」と明言しているそもそも先生は「勧善懲悪のハナシは描かない」と明言してらっしゃるそうです<small>(※01)</small>。善悪という二元的な捉え方はあたかもその間に境界線があるようだが、人間の善と悪とは行ったり来たりする…というお考えだったようなので。
そこへいくと勧善懲悪の取り締まりみたいな「忠臣蔵」という題材で、過去に「西遊記」('60)の時にそうとうヒューマン・リレーションの上で懲りた先生が、過去10年に何本も忠臣蔵を撮って、いわばお家芸的にしちゃってる?東映さんと仲良く最後までこのプロジェクトに付き合えるとはとうてい思えない。

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