なんというか、ととのいすぎ。<small>(註01)</small>
さりとてコンパクトな構成でこの重厚なテーマをコミカルにパッケージしたのは見事としか言いようがなく、お芝居としては満点。
きれいごとすぎるのは「赤穂義士伝」の常套手段だから逆をやったと思えばまあ、胃の腑に落ちまする。きれいごとすぎるのは「赤穂義士伝」の常套手段だから逆をやったと思えば、おもしろい。 註01…井上先生はご出身が米沢のご近所であり、それを考えると胃の腑に落ちまする。地元では忠臣蔵は嫌われていたが、井上作品は珍しく上演されたとか。