「オールスター忠臣蔵まつり」の版間の差分

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(ページの作成: {{Cinema|制作=NHK|公開=1997|内蔵助=高橋英樹|星=2|頃=}} 「お笑いオンステージ」を作った滝大作、作・演出のNHKのバラエティ番組「コメ…)
 
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そんな滝さん(どんなだ)が作った「オールスター忠臣蔵まつり」は、あたしが観た1997年版を皮切りに数年、体裁を変えて作り続けられた。
 
そんな滝さん(どんなだ)が作った「オールスター忠臣蔵まつり」は、あたしが観た1997年版を皮切りに数年、体裁を変えて作り続けられた。
  
おもむきはほんとに「オールスター」で、この初回も「お江戸でござる」のメンバー、伊東四朗、野川由美子、えなりかずきらにくわえ、高橋英樹([[大石内蔵助|内蔵助]])やモリシゲ([[吉良上野介|吉良]]。1シーンだけ登場。この年彼は「もののけ姫」のイノシシの声もやってる)といった俳優や、タッキー([[浅野内匠頭|内匠頭]])や仲間由紀恵([[大石主税|主税]])という若手。佐藤B作、佐渡稔、石井愃一という東京ヴォードヴィルショーの重鎮が脇を固めてるのも贅沢。五木ひろし([[早野勘平|勘平]])や坂本冬美([[お軽]])、瀬川瑛子([[天野屋利兵衛|天川屋]])という演歌陣、三波春夫も[[俵星玄蕃]]になって「元禄名槍譜」を披露し、途中フリートークもあってほんとうに盛りだくさん。
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おもむきはほんとに「オールスター」で、この初回も「お江戸でござる」のメンバー、伊東四朗、野川由美子、えなりかずきらにくわえ、高橋英樹([[大石内蔵助|内蔵助]])やモリシゲ([[吉良上野介|吉良]]。1シーンだけ登場。この年彼は「もののけ姫」のイノシシの声もやってる)といったベテラン俳優や。タッキー([[浅野内匠頭|内匠頭]])や仲間由紀恵([[大石主税|主税]])という若手。佐藤B作、佐渡稔、石井愃一という東京ヴォードヴィルショーの重鎮が脇を固めてるのも贅沢だし、五木ひろし([[早野勘平|勘平]])や坂本冬美([[お軽]])、瀬川瑛子([[天野屋利兵衛|天川屋]])という演歌陣。三波春夫も[[俵星玄蕃]]になって「元禄名槍譜」を披露し、途中フリートークもあってほんとうに盛りだくさん。
  
団しん也と坂上二郎というベテラン芸人が出ている一方で、'''若手お笑い芸人が全然出てない'''のが特徴。
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演芸畑からは団しん也と坂上二郎が出ている一方で、'''若手お笑い芸人がまったく出てない'''のが妙な特徴。
  
 
この翌年は今井翼やMAX、99年のモーニング娘。がでていたそうで。彼女たちが炭小屋から飛び出して 「LOVEマシーン」を歌う映像はYouTubeで観られる。2000年には山下智久が、当時うわさになってたゴマキと共演していたらしい。
 
この翌年は今井翼やMAX、99年のモーニング娘。がでていたそうで。彼女たちが炭小屋から飛び出して 「LOVEマシーン」を歌う映像はYouTubeで観られる。2000年には山下智久が、当時うわさになってたゴマキと共演していたらしい。

2009年12月27日 (日) 04:31時点における版

作品概要
制作会社 NHK
公開年度 1997年
内蔵助役 高橋英樹
評価 2ツ星


「お笑いオンステージ」を作った滝大作、作・演出のNHKのバラエティ番組「コメディーお江戸でござる」の年末用拡大版の公開収録番組。

滝大作さんってうと太田大阪府知事(当時)が、相撲で表彰をしようとしたけど女性だから土俵に上がれない、てな問題があったとき「女が土俵に上がりたいなら、銭湯の男女の壁を取り払え!」とテレビで叫んでいたのを思い出す。

そんな滝さん(どんなだ)が作った「オールスター忠臣蔵まつり」は、あたしが観た1997年版を皮切りに数年、体裁を変えて作り続けられた。

おもむきはほんとに「オールスター」で、この初回も「お江戸でござる」のメンバー、伊東四朗、野川由美子、えなりかずきらにくわえ、高橋英樹(内蔵助)やモリシゲ(吉良。1シーンだけ登場。この年彼は「もののけ姫」のイノシシの声もやってる)といったベテラン俳優や。タッキー(内匠頭)や仲間由紀恵(主税)という若手。佐藤B作、佐渡稔、石井愃一という東京ヴォードヴィルショーの重鎮が脇を固めてるのも贅沢だし、五木ひろし(勘平)や坂本冬美(お軽)、瀬川瑛子(天川屋)という演歌陣。三波春夫も俵星玄蕃になって「元禄名槍譜」を披露し、途中フリートークもあってほんとうに盛りだくさん。

演芸畑からは団しん也と坂上二郎が出ている一方で、若手お笑い芸人がまったく出てないのが妙な特徴。

この翌年は今井翼やMAX、99年のモーニング娘。がでていたそうで。彼女たちが炭小屋から飛び出して 「LOVEマシーン」を歌う映像はYouTubeで観られる。2000年には山下智久が、当時うわさになってたゴマキと共演していたらしい。

なにしろ「コメディーお江戸でござる」のスピンオフなので、安心して見られるし、ところどころに歌謡曲が入って、たのしい2時間。


この97年版は、かわら版屋の伊東四朗の一家が舞台化が御法度の「赤穂事件」の詳細を中村座にリークし、観客は劇中劇として「いろは忠臣蔵」というドタバタを楽しむ構成になっている。


狂言回しで河内家菊水丸が出ており、事件のあらましを河内音頭で披露してくれているが、手に持ったカンペーを見ながら歌ってるのが興ざめなのと、内容を理解していないのかハッキリ歌ってくれないので見てるほうが集中力がいる。コレちょっとさみしかった。

菊水丸氏のすぐあとでえなりかずき(初期の変声期)がそらでメンバーの名前をつらつらっと言うシーンがあるが、7人ほどしか言えてないのに、カンペー見てる人のあとだから立派に見えた。