ベルリン忠臣蔵SUMMER OF SAMURAI

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2022年10月20日 (木) 22:53時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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背表紙が日焼けたビデオパッケージ。

ドイツ映画。

要は昼間に再放送やってるようなサスペンス推理ドラマ系+忍者ムービー。


時代は現代。ドイツのある街で連発する金庫破り事件。各現場には、ある「日本語」が残されている。日本人捜査官でさえ「苗字」であること以外その関連性はにわかにはわからない…。

女性記者はある日、書物からそれが四十七士の名前だと気づく。地図上の四十数カ所の事件現場の点と点を結ぶとそこに「大石」という文字が浮かび上がるのであった。


忠臣蔵ファンのあたしには好感度は高い。

ツッコミどころ満載のB級映画ではあるものの、日本や忠臣蔵に対して愛情たっぷりで丁寧に作られてるのだ。

丁寧はけっこうだが、見てて眠くなりました。簡単にいうとつまらない

音楽が同時代の「死霊のえじき」に似てる電子音。


邦題やキャッチコピーは、「死霊の盆踊り」も手掛けた、版権輸入会社院時代の江戸木 純さん。


<附言>

同様の推理劇に2022年の「片想いの彼のために捜査してたら、いつのまにか名探偵になりました。(仮)」(フジテレビ)という短い単発(なのか?)WEBドラマがあり、なぞの連続水風船(中の液体には色がついてる)ぶつけられ事件の被害者の名前が「大石」「不破」「間」「片岡」「吉田」…。という部分が本作に似ている。

「ベルリン」の内容をもう忘れてしまったが、たぶん「片思い」のストーリーのほうが凝ってる気がした。