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不破数右衛門

1,540 バイト追加, 2019年11月26日 (火) 20:04
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[[画像:Fuwa yamagata.jpg|thumb|役者絵:山形勲]][[画像:JJ sony chiba.jpg|thumb|役者絵:千葉真一]]
[[Category:四十七士|ふわかずえもん]]
不破数右衛門 【ふわ かずえもん】…ワイルドキャラ。一徹短慮の粗忽者。【ふわ かずえもん】…ワイルドキャラ。暴れ者。一徹短慮の粗忽者(講談)。生まれもってのがさつもの([[元禄忠臣蔵]])。
'''浅野家をリストラされている'''浪人。お家の大変を聞いて赤穂城まで鎧櫃(よろいびつ)をしょって駆けつける。
豪放磊落にして愉快に描かれることも多い。豪放磊落にして愉快に描かれることも多い(「[[忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻]]」の山形勲は素敵)。
昔はおっちょこちょいに描かれるコトが多く「おつむがたりない」みたいに言われることも(三船の「昔はおっちょこちょいに描かれるコトが多く「ばか」「おつむがたりない」みたいに言われることも(三船の「[[大忠臣蔵(NET)|大忠臣蔵]]」)。豪傑なわりに「泣き男」とあだ名される涙もろさも。」)。豪傑なわりに「泣き男」とあだ名される涙もろさも(「[[忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻]]」など)。
後年は勝手に内蔵助のボディガード的に立ち回るクールな一面も見せている。
掘り起こす際に使ったクワから足が付いて数右衛門は棺場やぶりの重罪でとがめられるが、内匠頭のお気に入りだったので死罪にした体裁で彼を追放するに止める。
この死人の試し切りや、大変後お城に駆けつるために住んでた加古川をあとにする際、正逆(まさか)の役に立つまじと幼少の我が子を殺してから出かけてくるなどのバイオレンスな講話が影響してか、彼が猟奇殺人する歌舞伎の出し物に「(講談「幽霊退治」)  別のエピソードでは、藩をクビになって鷹取峠で山賊に成り下がった元同僚・望月庄次郎を切り捨てて、城下の知り合い・筆屋長次郎から盗んだオカネを取り返している様子を見とがめた家来の小助が「盗人の上前ハネ」とののしってゆすってきたのでコレも斬り捨て、そのカドで追放になるというパターンもある。(たかとりとうげは" 高取峠 "が正しい)  この死人の試し切りや殺人、大変後お城に駆けつるために住んでた加古川をあとにする際、正逆(まさか)の役に立つまじと幼少の我が子を殺してから出かけてくるなどのバイオレンスな講談が影響してか、彼が猟奇殺人する歌舞伎の出し物に「[[盟三五大切]](かみかけてさんごたいせつ)」というのがある。
== 討ち入りに参加 ==
殿様刃傷&切腹のニュースを持った早駕籠と地元・加古川の西道で偶然ばったりでくわした数右衛門「もし[[片岡源五右衛門]]殿ではござらぬか!?」(<ゲンゴが早駕籠メンバーの講話がしばしばある)。さっそく赤穂城へ出向こうとする。妻は夫の勇気を増すがために自害。子供も殺してしまう。もろもろの事情を聞いた内蔵助は妻子の志を不憫に思い、殿様に変わって帰参を許す。殿ではござらぬか!?」(<ゲンゴが早駕籠メンバーの講談がしばしばある)。さっそく赤穂城へ出向こうとする。妻は夫の勇気を増すがために自害。子供も殺してしまう。もろもろの事情を聞いた内蔵助は妻子の志を不憫に思い、殿様に変わって帰参を許す。
討ち入りメンバーの加盟については病気の妻が足手まといにならないように自害する際、「夫をメンバーに加えてくれ」と内蔵助に遺書を残すというアプローチもある(浪曲)。
映画やテレビでは帰参のエピソードはさまざまだが、だいたい遠くから内蔵助を見守ってチャンスをうかがい、刺客に狙われる内蔵助をボディガードして許されたり、みたいなイメージが強い。最近いつもオファーされてる古田求さんの脚本では、泉岳寺の殿様の墓前で土下座して内蔵助に許してもらっている。映画やテレビでは帰参のエピソードはさまざまだが、だいたい遠くから内蔵助を見守ってチャンスをうかがい、刺客に狙われる内蔵助をボディガードして許されたり、みたいなイメージが強い。一時期オファーが殺到してた古田求さんの脚本では、泉岳寺の殿様の墓前で土下座して内蔵助に許してもらっている。
やがて数右衛門はクールダウンして楽屋で謝るが、ちまたでは「あの飛び入りはきっと赤穂の浪人だ。きっと芝居がリアルだから思わずあんなことを」とまた評判となる。
 
(講談・浪曲「芝居見物」 ちなみに「東山栄華舞台」は実際に討ち入り前に興行されたおしばい。当時の世間の浅野への同情が伺われるが作者も内容も記録が残ってない。)
 
東映「[[赤穂城断絶]]」ではクローズアップされ、千葉真一が演じて相当カッコよかった〜。
 
「[[峠の群像]]」では一本気で不器用だが内蔵助にピッタリくっついて行動する用心棒のような存在だった(小林薫)。
 
「[[編笠十兵衛]]」では奥さんが「夫は下着を10日も20日も取り替えず、歯も磨かず顔も洗わない」と、不潔漢であるとコメントしている(若林豪)。
 
 
享年34。
*[[盟三五大切]](歌舞伎)
 
*[[韋駄天数右衛門]](宝塚キネマ)1933
 
*[[浪人吹雪]](東宝)1939
 
*[[赤穂義士(大映)]]1954
*[[修羅]](ATG)1971

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