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九段目

109 バイト追加, 2016年2月18日 (木) 14:44
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九段目【しちだんめ】…(落語)九段目【くだんめ】…(落語)
昔はキセルでたばこを飲んだので刻みたばこ。タバコ屋で葉を刻んで売った。自分で刻んだ人もある・・・昔はキセルでたばこを飲んだので刻みたばこ。タバコ屋で葉を刻んで売った。自分で刻んだ人もある・・・この枕を頭に入れて・・
本番になって良庵先生、芝居経験のない心細い演技を続けて舞台はシッチャカメッチャカになる。力弥が何にもしてないのに勝手に脇腹を血だらけにしちゃって本番になって良庵先生、芝居経験のない心細い演技を続けて舞台はシッチャカメッチャカになる。[[大石主税|力弥]]が何にもしてないのに勝手に脇腹を血だらけにしちゃって
良「幸いこれなる煙草入れ。タバコ五匁ほど傷口へ。は〜しみるわしみるわ」
さらっと終わられ、あっけにとられるほどサゲがぜんぜんわからない。もみ療治といえばあんま、あんまと言えば昔は目が不自由という相場だった前提が頭に入ってないといけない。さらっと終わられ、あっけにとられるほどサゲがぜんぜんわからない。
実は良庵先生の視力について触れる部分も何ヶ所かあって、これが伏線になっている。
その太田先生が自分でたばこを刻んでると弥次に呼応するのがオチになっている。ブログにご常連の鬼之輔さんによれば、
客「血止めのタバコとは(芸が)細っかいねェ」
懐中から出すのは本当は[[吉良上野介|師直]]邸の絵図だが、自分の傷のくすり(タバコ)を出しちゃうというのが面白いところなんでしょうか。本蔵「いやあ。手前切り(自分で刻んだから粗い煙草)だで」
ということなんだろうということで大納得。
この噺も振付の人が内容を説明するシーンで、セリフを覚えるシーンなどで九段目のさわりをつらつら再現する。
なじみがないと、そこが退屈になりそう。武藤禎夫の「落語三百題 落語の戸籍調べ」によれば「それでもお前は本蔵かよ」「いいや外療(げりょう)だ」というバージョンもあったとか。(このサゲは「[[三段目|紙屑屋]]」の旧バージョンとかぶる。くわしくは[[三段目|そちら]]にて。)
上演の機会は少なそうだが、今後コレをやるときは背景に九段目の様子を映写したらいいのかなと思いました。また、「細かくはない。五分刈りだ」というのもあるとか。  この噺も振付の人が内容を説明する、セリフを覚えるシーンなどで九段目のさわりをつらつら再現する。 ほかの「忠臣蔵噺」同様、なじみがないと、そこが退屈になりそう。
・・・あ〜でも、肝心なのはサゲの難解さかなあ。上演の機会は少なそうだが、今後コレをやるときは背景に九段目の様子を映写したらいいのかなと思いました。

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