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九段目

29 バイト追加, 2016年2月18日 (木) 14:44
編集の要約なし
さらっと終わられ、あっけにとられるほどサゲがぜんぜんわからない。
もみ療治といえばあんま、あんまと言えば昔は目が不自由という相場を前提に頭に入れておかないといけない。
実は良庵先生の視力について触れる部分も何ヶ所かあって、これが伏線になっている。ブログにご常連の鬼之輔さんによれば、
その太田先生が「自分でたばこを刻んでる」と弥次に呼応するのがオチになっている。客「血止めのタバコとは(芸が)細っかいねェ」
本蔵「いやあ。手前切り(自分で刻んだから粗い煙草)だで」
懐中から出すのは本当はということなんだろうということで大納得。  武藤禎夫の「落語三百題 落語の戸籍調べ」によれば「それでもお前は本蔵かよ」「いいや外療(げりょう)だ」というバージョンもあったとか。(このサゲは「[[吉良上野介三段目|師直紙屑屋]]邸の絵図だが、自分の傷のくすり(タバコ)を出しちゃうというのが面白いところなんでしょうか。」の旧バージョンとかぶる。くわしくは[[三段目|そちら]]にて。) また、「細かくはない。五分刈りだ」というのもあるとか。
上演の機会は少なそうだが、今後コレをやるときは背景に九段目の様子を映写したらいいのかなと思いました。
 
 
・・・あ〜でも、肝心なのはサゲの難解さかなあ。

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