俵星玄蕃

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2008年8月29日 (金) 04:16時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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役者絵:三船敏郎

俵星玄蕃【たわらぼし げんば】…元尾張家の家来の浪人。

吉良家の近所(横網町)で道場をやってる槍の名士で、土(とか砂)の詰まった俵を槍で突いてポイポイ放り投げる「曲突き」という特技を持っている。

吉良家の千坂兵部(または小林)がスカウトに行くが、そばやに身をやつしている杉野に同情を寄せてるので断る。(または杉野から事情を聞いた大石が原惣右衛門が偽スカウトとして派遣して吉良の要人になることを避ける)。内弟子は中村藤馬。 討ち入りの夜に太鼓を聞いて飛び出し、助太刀に出かけるが、加勢を丁重に断られるので両国橋で上杉勢を単身、通せんぼするフィクションのキャラクター。

三波春夫の十八番。

浪曲の「前原伊助」にも出てくる。

映画やドラマで玄蕃と仲良しになるのはヤスベエだったり岡嶋だったりしてなぜか杉野が描かれない。

浪曲の内容によっては、彼が吉良側のスカウトを断ったことを喜んで、大石が大金をくれるのでそれを元手にチンピラを集めて黒装束10人組の急ごしらえの助太刀隊を編成するが活躍しないで見てるという間抜けなストーリー展開もある。

東映に「血槍無双」59という映画がある。「忠臣蔵花の巻雪の巻」62では三船敏郎が演じてる。