元禄赤穂事件

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泉岳寺みやげ「討ち入りの図」
教育画本「四十七士」より
ポストカード。てか、なぜみんな似たアングル!?

あらすじ

1701年3月。

江戸城(火事で燃えちゃって今は無い)を会場とした大イベント中に、ゲストの接待係の浅野という人が指導係の吉良(きら)という人に、なにやらうらみをぶちまけながら刃物で切り掛かった。

ケガはたいしたことは無かったが、イベント主催者の将軍が怒ってしまって、浅野さんはその日に切腹を言い渡される。吉良さん側には一切おとがめナシ。

浅野さんの会社は倒産。

300人からいた社員は全員リストラで散り散りになった。

社長切腹とか城地没収とかを急に突きつけられてなんの保証も無く路頭に迷わされ、不公平な裁定を不満に思った47人の有志だけが約2年弱後に集まって、社長が死罪にいたるきっかけを作った吉良さんに対し、「亡夫の意趣をつぐ」と称して夜中に屋敷を奇襲。吉良さんを殺害した。

リーダーの名は大石内蔵助(おおいし くらのすけ)。

当時の江戸ッ子はこの「かたきうち」を絶賛した。

政府はいろいろ考えたあげく、事件から2ヶ月後に47人全員を切腹に決定する。


創作作品

討ち入り事件から47年後、大阪でこの事件をもとにした人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」が上演される。

以降約300年。歌舞伎、講談、浪曲が内容を膨らまし、映画、テレビドラマはいうにおよばず、オペラ、バレエ、宝塚、コント、アニメ、怪獣映画、パロディ、ポルノ、特撮ヒーローもひっくるめて、汗牛充棟な量のリメイクをされ続けてる超人気物語。

「忠臣蔵」の名称は本来この事件を基に脚色した物語ものの総称をいう。