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2008年8月31日 (日) 04:18時点における版
吉良上野介【きら こうずけのすけ】
天皇の使者を江戸城で接待するイベントのリーダーだった。
イジメのきっかけは部下の浅野内匠頭の奥さんに横恋慕してふられたり、自分ところの三河(愛知県)の塩稼業が赤穂より具合悪くて快く思ってなかったり、自分への浅野の進物がショボかったのにカッと来てから。というのがドラマでは定石。どっちにしろ、気の利かない&聞き分けの無い部下に腹が立ったという感じ。
ことあるごとに浅野を「田舎大名」とののしりイベント直前、浅野の用意したインテリア(墨絵の屏風)にダメ出しをした上にその屏風を浅野の上にぶっ倒して罵倒したり、用意する料理は精進料理だと嘘情報を流して浅野のケータリングを台無しにしたり。唐突に増上寺(見物コース内休憩所)の100枚(とか2〜500枚)の畳替えをオーダーしたり、しまいにゃイベント当日着てくる正装も客を迎える場所も開催時間もことごとく嘘情報を流すなど、徹底的なパワハラ(ほとんどフィクションだが、イジメというより連絡が悪かったのではという説もあるそうです。)をしたら、浅野にキレられて斬られた。
事件後、現役リタイア。呉服橋(東京駅付近)から本所一ツ目(松坂町/墨田東両国三丁目)に引っ越し。でっかい家に住んでた。2550坪(約8430m²)。東西の表門〜裏門133m、南北63m。警備員は120名いたが討ち入りの時はみんな眠ってるところを叩き起こされた上、長屋でスタンバイしてた連中は義士の数が尋常じゃないと勘違いして出動しなかった。雪の夜に起き抜けのパジャマ姿、ねぼけまなこ&裸足で応戦した警備は完全武装で47人の義士に完敗する。
討ち入りされて一家断絶になっちゃったが、吉良さんはなにげに三河では今も名君として評判がいい。
仮名手本忠臣蔵の高師直(こうのもろなお)。