大石りく

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2009年9月20日 (日) 22:43時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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役者絵:黒木瞳

大石りく【おおいし りく】… 内蔵助のおくさん。理玖。 大柄。池波正太郎の小説には背丈が合わない内蔵助の奮闘する濡れ場が表現されている。小説のかんじだと南海キャンディーズのしずちゃんのようなグラマー&ボリュウムかげん。顔のイメージが違うな…。あ、だから東宝の原節子はイイかもです。


会社が倒産して山科に引っ越してからは内蔵助は京都のフーゾクにいりびたり。それでも黙って堪え忍び、生活を維持。「たけし版忠臣蔵」では「体裁わるいから、仇討ちの意志がないことをアプローチするなら百姓仕事とかにしてくれ」とズケズケ言う。「峠の群像」でもヒクテリックだったそうである。

我慢するだけするが、ある日内蔵助は遊女(フーゾク嬢)を自宅に連れ帰ってきて、かわりにりくを追い出す。表向きはとんだていたらくだが、実はこれは討ち入りを決行するにあたって、事件後に家族に罪がおよばないようにわざと三行半を叩き付ける体(てい)で家族を離縁する。りくは「裏作戦」を聞かされていないのでいささか躊躇するが、内蔵助の内心は見抜いているという演出。「山科の別れ」


ドラマではたいがいおとなしい奥さんだが仮名手本(歌舞伎)では、婚約解消した小浪たちに「そんなに結婚したいのなら、引き出物に親父のクビを持ってこい」などと意外に気丈でサディスティックなセリフを言う。


お父さんの石束源五兵衛(いしづか げんごべえ)も、しばしばドラマに登場する。


彼女の視点から描いた事件前後のエピソードを平岩弓枝が小説化し、1992年に日生劇場で八千草薫主演で舞台化。ブレイク前のキムタクや森くんが共演している。

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