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天下御免

71 バイト追加, 2012年1月23日 (月) 02:25
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劇中劇のカタチになっており、発明家で作家でもある源内が弱小一座のために変わり種の忠臣蔵を書き下ろすという内容。
おそらく昭和46年当時は圧倒的に「おなじみ」の忠臣蔵が主流であり、「ほんとはこうだった」という史実の知識はマイナーだったはず。そこへ早坂脚本は「かわりだね」の体裁で「赤穂事件」的忠臣蔵を劇化している。おそらく昭和46年当時は圧倒的に「おなじみ」の忠臣蔵が主流であり、大衆にとって「ほんとはこうだった」という史実の知識はマイナーだったはず。そこへ早坂脚本は「かわりだね」の体裁で「赤穂事件」的忠臣蔵を劇化している。(この年、「[[大忠臣蔵(NET)|ミフネ版]]」がレギュラー放送中)
源内が演技指導をしながら、セオリーどおりに演ろうとする仲間達にダメ出しをするカタチで、装束のことや当時の天気のことなど、おそらく当時の視聴者としては耳に新しい史実の情報を紹介している。源内が演技指導をしながら、セオリーどおりに演ろうとする仲間達にダメ出しをするカタチで、装束のことや当時の天気のことまで(事件当夜雪は降ってないなど)を紹介している。
事件現場に実況中継が入ったりもして、近年の歴史バラエティの元祖みたいなおもむきもあるが、本作においてこうした構成はまれで、いつもはふつうのドラマである(ま、ふつうじゃないんだけど)。
つまり、ふつうのドラマの、ある回は歴史バラエティになってるなんてところがもう、画期的でありますし、新しい。
で、「スタートレック」あたりの海外ドラマなんかはときどきあるんですが、連ドラのおなじみキャラが「違う役をやる」というのはマンネリ回避のテクニックなんですよねえ。「スタートレック」あたりの海外ドラマなんかはときどきあるんですが、連ドラのおなじみキャラが「違う役をやる」というのはマンネリ回避のテクニックなんですよねえ。