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忠臣蔵ファンタジー 元禄バロックロック

3,597 バイト追加, 2022年1月7日 (金) 15:08
ページの作成:「{{Cinema|制作=宝塚花組|公開=2021|内蔵助=永久輝せあ|星=3|頃=}} 公開当時のパンフレットなど 画像:Barocco02....」
{{Cinema|制作=宝塚花組|公開=2021|内蔵助=永久輝せあ|星=3|頃=}}
[[画像:Barocco01.jpg|thumb|公開当時のパンフレットなど]]
[[画像:Barocco02.jpg|thumb|後輩氏制作の早わかり図説]]

<加筆中>

三井住友VISAカードシアター 忠臣蔵ファンタジー 「元禄バロックロック」というのが、正しい名称。

もう、令和時代の宝塚だから、楽しくて素敵なんで、ほぼ無条件で星3つ。

主役は、四十八人目の男(という表現は出てこないが)、時計職人のクロノスケ=柚香 光(ゆずか れい)。

舞台は、架空の国際都市・エド。

忠臣蔵事件にソックリでぜんぜん違う物語が、パラレルワールドで繰り広げられる、エンターテインメント。


あたしが見たのは、本場・兵庫での公演から、年が明けた2022年の東京。

チケットを取ってくれた、ヅカファンの後輩Nのレクチャーのおかげで、作・演出の谷貴矢さんの大劇場デビュー作であることや、彼の(賛否両論の?)荒唐無稽な作風を、デビュー作『アイラブアインシュタイン』を見て知っていたために、目の前で繰り広げられる、この世のものとは思えないスタアたちの華やかな現象を、すんなり受け入れられた。


ワハハ本舗娯楽座の「[[元禄歌謡赤穂義士伝「忠-SING-蔵」|忠-SING-蔵]]」のときに話した、忠臣蔵舞台の特徴…

1)「忠臣蔵で遊ぶ」忠臣蔵…素材は忠臣蔵だけど別世界

2)「遊んでるけどこれ、忠臣蔵だよね」という忠臣蔵…時代も設定もキャラも違うけどエッセンスが忠臣蔵

3)「忠臣蔵を遊ぶ」忠臣蔵…正調忠臣蔵のアレンジ

と、3っつに分けられると申し上げましたが、 「元禄バロックロック」は(1)。


旧宝塚大劇場最後の公演「[[忠臣蔵ー花に散り雪に散りー]]」(雪組)で、ほぼガッツリ正調忠臣蔵をやったことだし、100年記念作品なんだし、100年人気が続いてることや、これだけパワハラだなんだ言われてる世界で、これほど美しい人達が舞台に立つことを目指して、我々観客に素晴らしいものを披露してくれていることに感謝しつつ、レビューの「情熱の花」(ザ・ピーナッツのやつ)を、目をハートにしながら観ながら、なにもかもを許した。


えーと。なんだっけ。

<ネタバレ入ります> あ、時計職人のクロノスケが賭場(ラッキーこいこい)で、タイムリープ(と、公式のあらすじは紹介している)して出目を変えるシーンがあるんだけど、時を戻してベットを変えるならわかるんだけど、出目が変わるのはどうしてだ??

「タイムリープ」の解釈が谷先生と違うのかもだけど、もし、別宇宙(パラレルワールド)に飛ぶ(この場合、出目が白でなく、黒の世界に呼ぶ)という理屈なら、一緒にいた人間まで飛ばされて「アレ?黒!どうやら夢でも見てたらしい」っていうのは、どういう現象なのだろう。

なんか、最初のそこの時点で、このハナシの、時間旅行の概念がどうでも良くなったので一生懸命追いかけなかったが、美しさに酔いしれてると、いよいよ内容がよくわかんなかった。笑