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忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

77 バイト追加, 2020年4月16日 (木) 17:32
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あたしはひきずったんですね。ともかく。
どうしてそこばかり気になるかというと、この芝居を「現代日本演劇のルーツ」シリーズの一貫として堂々とリリースしてるからなのであります。どうしてそこばかり気になるかというと、この芝居を「現代日本演劇のルーツ」シリーズの一貫として堂々とリリースしてるからなのであります。(別の芝居で文化庁芸術祭賞新人賞をもらったともうたってるのも引きになった。)
つまり先回から1年経っても、なんのエクスキューズも無く、シャアシャアと「仮名手本忠臣蔵原作」を言ってしまうという態度は、どうせこんなもんだろうと「ルーツ」や「忠臣蔵劇」を軽視しているのか、どうせ客にはわからないだろうという侮辱なのか、いずれにしろひじょうに印象が悪い。
註釈01…以下ネタバレ。本作で一番特徴的なのは、討ち入りのあとに上杉が攻めて来れば戦争になるから、それでこの世をまた戦国時代にしようという赤穂浪士の思惑。なかなかよいデタラメだが、構成がいたって堅苦しく、長〜い立ち話と、ありえない相関関係(外様大名が急に吉良クラスの高家衆に配置替えになったり、公家が浪人を遊里で接待したりをギャグじゃなく、やる)のせいで、デタラメのバラエティ性は完全に霞んだ。
実際は、討ち入り自体が討ち死に覚悟の戦争なんだけど、現代人の視点で書いてるから、展望が吉良邸襲撃が成功するのが当たり前という前提の上に成り立っている。実際は、討ち入り自体が討ち死に覚悟の戦争なんだけど、現代人の後知恵視点で書いてるから、討ち入り成功「確定」前提の上に成り立っている。 
註釈02…公演を宣伝するネットやチラシからは「仮名手本忠臣蔵」の文字が消えていたので、ホッとしてたのに…。つか、俺が「原作」の意味を取り違えているのかなあ。
つか、あとで気づいたんだけど、劇団のホームページで「近松門左衛門原作」なんて言ってるんで、コレ、'''あたしが熱吹く相手を大いに間違えてるあたしが熱吹くポイントを間違えた'''気がしてきた…。…ほぼ確…。 

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