忠臣蔵ー花に散り雪に散りー

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2008年9月2日 (火) 21:14時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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作品概要
制作会社 宝塚雪組
公開年度 1992年
内蔵助役 杜けあき
評価 ★★

宝塚!?と最初は想像もつかなんだが、見てみると意外にすんなりなじんでいる。

宝塚はどんな題材でやってもちゃんとミュージカルにしちゃうからえらいなあ。

旧宝塚大劇場がデカイんで松の廊下も華やかで立派だし、やっぱ撞木町は華麗。元禄という時代が宝塚っぽいのかも。

さて、おはなしはスタンダードだが、上杉家側から「お蘭」という間者が大石を葬ろうとして逆に惚れちゃうシークエンスが大きく加えられている。

討ち入りは47士のダンスでイメージされ、実際のチャンバラは無い。厳密に言うと小林平八郎1人だけはごく短いのがあるのだが、台本の段階ではもっと殺陣が予定されてたのに、なんでやめちゃったんだろう。

杜けあきの引退公演でもあり、最後の最後内蔵助の彼女が「もはやこれで思い残すことはござらんっ!」と言ってハケるサマは内蔵助の辞世ともかぶってなかなかジーンと来る。(ちなみに台本には無いセリフ)

後半のレビュウは衣装も和風なアレンジ。ラインダンスは「討ち入りの衣装をロケット用にデザインした」という真っ赤なコスチュームがいいのか悪いのかよくわかんないけど萌え。

とっくに辞めちゃったが友達が赤埴源蔵を演ってる。源蔵と言えば人気キャラだが、このお芝居での赤埴源蔵は出番が少なかった(TдT)。残念!