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忠臣蔵 音無しの剣

4,145 バイト追加, 2017年1月5日 (木) 23:53
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{{Cinema|制作=テレビ朝日|公開=2008|内蔵助=橋爪功|星=12|頃=}}
ん〜、特筆すべきところの無い作品。腹もたたないし喜びもしない。
絵作りはきれいでした。
なんでしょうね、あとで思い出そうとすると田村さんの顔や声ばかりが頭の中で再生されるんですが、なにを言ってたとか、忠臣蔵的な魅力がよみがえってこないんですよね。印象に薄いと言うか。なんでしょうね、あとで思い出そうとするとマサカズさんの顔や声ばかりが頭の中で再生されるんですが、なにを言ってたとか、'''忠臣蔵的な魅力が薄い'''んでよみがえってこないんですよね。で、サイトで無作為にレビューを読むと、ほめてるものはやはり「マサカズよかった!」ということでして、忠臣蔵はサブなのかと。
内容は、船宿(か回船問屋?)に寄食する?田村正和の浪人が、前カノの今カレが赤穂浪士に支援してるんで、田村正和も吉良邸の外で護衛をする。
ごめんなさい、田村正和以外、どこを見せたかったのかよくわかりませんでした。12月に放送をしているという以外、このストーリーが忠臣蔵である必要が見えてこない作品。
忠臣蔵を「もう知ってること」として、あまり説明せずにサイドストーリーを描く場合でも忠臣蔵の持つバックグラウンドやテーマやエッセンスが反映されていなければ、忠臣蔵を「もうみんなが知ってること」として、あまり説明せずにサイドストーリーを描く場合でも忠臣蔵の持つバックグラウンドやテーマやエッセンスが反映されていなければ、'''看板に忠臣蔵といれるべきではない'''。このていどのはなしなら「腕におぼえあり」とか「編笠十兵衛」みたいなタイトルにすりゃあいい(この2作品はアクセントとして忠臣蔵を扱ってる)。この番組の公式サイトではしばらくタイトルに「仮」とあったから、もしかしたら「忠臣蔵」をいれるか入れないか、現場でもギリギリまでもめてたのかもですな。。こういうテイのはなしなら「[[腕におぼえあり]]」とか「[[編笠十兵衛]]」みたいなタイトルにすりゃあいい(この2作品は本作品同様、アクセントとして忠臣蔵を扱ってる)。 個人的には「忠臣蔵外伝 逃がし屋御前」(御前=主人公のあだ名)とでもしてくれたら、もうちょっととっつきやすかったかも。  でもね、この番組の公式サイトでは、放送までしばらくタイトルに「仮」とあったから、もしかしたら「忠臣蔵」を入れるか入れないか、現場でもギリギリまでもめてたのかもですな。2008年は忠臣蔵ドラマのない寂しい年でしたのできっと入れることにしたのかもしれません。  忠臣蔵としてみるとお粗末だが、広告には和製カサブランカとあるんですが、「カサブランカ」見てないんですが、知ってると印象は違うのかな?    == 初見から8年目の加筆 ==  上で「忠臣蔵的な魅力が少ない」と言っているのだが、あらためて作品を見てみると非常に全体が丁寧な作りでお金もそれなりにかけており、制作側も忠臣蔵キャラやエピソードを使って面白そうに工夫して遊んでおり、主人公もかっこよく、忠臣蔵ファンへの敬意も感じられて非常に悪くない作品。  で、思ったのだが、なんで上の文章を書いたビギナーに刺さらなかったのかと思うと(いまも満足度は変わらないのだが)、忠臣蔵の魅力というのはおなじみのエピソードを'''ただハメるだけ'''では片落ちなのだと最近、思う。「ハメ方」があるのだ。本作やテレ東の「[[編笠十兵衛(テレビ東京)|編笠十兵衛]]」も材料を使ってるのに味がしない。それを思い出した。  また、あらためて見ても主役の田村正和の存在感が圧倒的なだけに、元カノに対する未練や自分を育児放棄した父親に対する態度、「逃がし屋」というわけのわからないニート生活にチラッチラッと見受けられるキャラの「想定年齢」の若さとベテランのマサカズの実年齢や'''コンディション'''がかけ離れている(たぶん30歳ほど違う)のがいちいち気になる。田村正和にやらせようとしていることとやってることの乖離がどうしても、鍋のアクのようにとってもとってもジワジワと顔を出すのだ。 周囲に陽気なサブキャラを出してバランスを保とうとしているがマサカズの存在感には遠く及ばない。 大人のムードも独特で悪くないし、ひじょうに惜しい作品。 
忠臣蔵としてみるとお粗末だが、そうじゃないと思ってみると印象は違うかも。ちょっともう一回ビデオ見てみよう。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|2008]]

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