忠臣蔵 音無しの剣

2009年1月8日 (木) 03:08時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

2009年1月8日 (木) 03:08時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

作品概要
制作会社 テレビ朝日
公開年度 2008年
内蔵助役 橋爪功
評価 1ツ星


ん〜、特筆すべきところの無い作品。腹もたたないし喜びもしない。

田村正和演じる架空のキャラクターが四十七士とからむのですがもうひとつ。

絵作りはきれいでした。

なんでしょうね、あとで思い出そうとすると田村さんの顔や声ばかりが頭の中で再生されるんですが、なにを言ってたとか、忠臣蔵的な魅力がよみがえってこないんですよね。印象に薄いと言うか。

内容は、船宿(か回船問屋?)に寄食する?田村正和の浪人が、前カノの今カレが赤穂浪士に支援してるんで、田村正和も吉良邸の外で護衛をする。

忠臣蔵を「もうみんなが知ってること」として、あまり説明せずにサイドストーリーを描く場合でも忠臣蔵の持つバックグラウンドやテーマやエッセンスが反映されていなければ、看板に忠臣蔵といれるべきではない。このていどのはなしなら「腕におぼえあり」とか「編笠十兵衛」みたいなタイトルにすりゃあいい(この2作品はアクセントとして忠臣蔵を扱ってる)。

でもね、この番組の公式サイトではしばらくタイトルに「仮」とあったから、もしかしたら「忠臣蔵」をいれるか入れないか、現場でもギリギリまでもめてたのかもですな。

忠臣蔵としてみるとお粗末だが、そうじゃないと思ってみると印象は違うかも。ちょっともう一回録画見てみよう。