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携帯忠臣蔵〜世にも奇妙な物語 映画の特別編〜

サイズ変更なし, 2009年5月6日 (水) 15:50
編集の要約なし
しかしお話のほうが設定、ギャグ、ストーリーに、まったく特筆すべき点がない。
そんなに辛い言い方をしなくても、もともと視聴者の要求レベルが高くない「世にも奇妙…」なんだし大目に見ても、なのだが、情報戦である討ち入り計画に携帯という必殺道具が浪士側に手に入るのだから、忠臣蔵ファンとしてはタイトルだけ聞いた時点でいろいろ想像力をかきたてられワクワクするが、その想像のほうがあまりにも本編より面白いので、実際見るとその「行き届かなさ」にそんなに辛い言い方をしなくても、もともと視聴者の要求レベルが高くない「世にも奇妙…」なんだし大目に見ても、なのだが、情報戦である討ち入り計画に携帯という必殺道具が浪士側に手に入るのだから、忠臣蔵ファンとしてはタイトルだけ聞いた時点でいろいろ想像力をかきたてられワクワクするが、その想像のほうがあまりにも本編より面白いので、実際見るとその「行き届かなさ」が'''ほんとうにもったいなくって、ガッカリ'''するのです。尺の問題もあっていろいろはしょらなきゃいけない制約はわかるが、それにしてもコレが最良だろうか?そもそもこういう「トワイライトゾーン」的な番組は「お話」がまず肝心要なんじゃないんでしょうか。
だって、たった一台だけ未来とつながってるツールを内蔵助ただ一人に持たして一方的に未来人が何度も同じ事を聴くためだけに電話かけてくるんなら、多機能*が自慢の「携帯電話」である必要がまったくないのだ。が自慢の「携帯電話」である必要がまったくないのだ。ぶっちゃけ「忠臣蔵」が題材である必要性も全然なし。<small>*もっとも、2000年当時では写メやワンセグはまだ普及してない。</small>
機能もさることながら、携帯にまつわるあるあるネタにしても、オイシイ素材をなにからなにまで使わずじまいである。(かろうじておかるが根付けを作ってくれるシーンはある。)
どっかのサイトにこんな記録を見つけた。
「ナニワ金融道」で忙しい脚本家・君塚氏はこの仕事をいったんは断ったのに、プロデューサー氏が「ジェームス三木さんも、一流の脚本家はみんな忠臣蔵を一度は書いてるんですよ」と説得したという。そんないきさつで売れっ子脚本家に無理に押し付けたおかげで、まことにお気の毒にしあがった作品。ぶっちゃけ「忠臣蔵」が題材である必要性は全然なし。「ナニワ金融道」で忙しい脚本家・君塚氏はこの仕事をいったんは断ったのに、プロデューサー氏が「ジェームス三木さんも、一流の脚本家はみんな忠臣蔵を一度は書いてるんですよ」と説得したという。そんないきさつで売れっ子脚本家に無理に押し付けたおかげで、まことにお気の毒にしあがった作品。
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[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|2000]]

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