新春ワイド時代劇 忠臣蔵−決断の時

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2009年7月16日 (木) 04:25時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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作品概要
制作会社 テレビ東京
公開年度 2003年
内蔵助役 中村吉右衛門
評価 3ツ星
役者絵:蟹江敬三

鬼平レギュラー陣がほとんど出てるんで鬼平吉右衛門ファンにはうれしい作品(チャンネル違うのに)。憶測だが堀部弥兵衛は生前の江戸家猫八(放送当時すでに故人)をキャスティングしたかったのでわ?

ファンとしては中村吉右衛門が「おかしら」なら、次郎長でも新撰組でも見てみたいものだ。

それで逆に目につくのが、鬼平レギュラー以外のひととおりのキャスティング。ちょっと独特。四十七士の個性的キャラに、まったく知らない役者さんばかりを当ててる。やはり予算の関係でしょうか。

そういう傾向、ほかのドラマでもしばしば見受けられるが、なにに変えても主要メンバーだけはおカネかけましょうよ。

画作りは近年の忠臣蔵の中では一番美しい。セットなどがぜいたくで、画面も広く映画サイズっぽく撮っている。

感情の起伏にいちいち音楽がくっついてるのでわかりやすい。

画がきれいだから12時間ドラマなんでDVDは4枚組だけど、どっから引っ張りだしても気分がいい。

仮名手本忠臣蔵の人気キャラもいっぱい出てきて結構。とはいえ早野勘平の死に方は、歌舞伎のオリジナルのままだとあまりに不憫と考えたのか、斧定九郎のアジトに単身殴り込みをかけるチャンバラにアレンジしている。