村松三太夫

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村松三太夫【むらまつ さんだゆう】…薪割りキャラ。

村松喜兵衛の息子。事件後赤穂へ発つ親父に「お前は江戸にとどまってお母さんに孝行せい」と言われたが「孝行は私事。主君の大事に忠義を尽くすは公の事」と、後を弟にたのんでお父さんについていっちゃう。

赤穂城倒産後、薪割り屋に身分を隠した村松は不器用で「拙者は町人じゃ」てな始末。そんなユニークな彼とクライアントの神田柳原の刀研ぎ屋主人の竹屋喜平次光信さんはなかよしになる。討ち入りの日「百年の後まで長命をなされるようにの」と別れ、かたみに喜平次に印籠をくれる。

この「江戸の雪晴れ」(浪曲)/「風流形見の短冊」(講談)は似たような内容で三村次郎左衛門の講談「三村の薪わり」として描かれていることもある。

享年27。