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松平安芸守
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松平安芸守【まつだいら あきのかみ】…浅野のご本家。江戸では霞ヶ関に屋敷があるが広島では四十二万石の大大名。
[[吉良上野介|上野介]]をご朱引きうち<small>(*)</small>の外に引っ越させる(=上野介を隠居させる)算段を考え、大目付[[仙石伯耆守]]をまいないで抱き込む作戦をする。(講談本より)
実際は講談のキャラクターとは違い、徹底的に赤穂の分家に冷たかったが、それが本&分家の考え方として当時の武家社会の上での道徳律であったようだし、資金援助しても記録に残せなかったろうという見方もあります。
ドラマでは凶報のあと本家から何人か赤穂の城に駆けつけて「ともかく穏便に城の明け渡しを!」と訴える。
「[[元禄繚乱]]」では、はやる浪士を鎮撫していた本家家臣の進藤七郎右衛門(加藤武)が最終的にけっこう内蔵助に歩み寄りを見せている。