決闘高田の馬場

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2008年12月19日 (金) 22:38時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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作品概要
制作会社 日活
公開年度 1937年
内蔵助役 阪東妻三郎
評価 5ツ星


そうとうおもしろかったです。

これ見てバンツマのファンになった。作品を見終わったあとで過去に見た「忠臣蔵 地の巻/天の巻」等のバンツマ主演作品をあらためて見返そうと思った。

ほめるにあたって、その評価は「いままで5〜6本見た高田馬場作品の中でベスト」なのか「映画としてクオリティが高い」なのか、てところなんですが、この映画、監督もちゃんとしてる人(マキノ雅広/稲垣浩)なのでたぶんそこそこ下地のある人なら喜んでいただけると思います。

よけいなものが無くスマートで整理されててすごく良い作品。おそらくこれが決定版で、以降の作品では安兵衛の周囲のキャラを膨らませていったり、彼の内面をクローズアップしたりと模索が始まりバリエーションが生まれるんでしょうね(でしょうか)。近年基本に近いことをしたのは三谷幸喜の「決闘!高田馬場」だが、もしかしたら本作をお手本にしてるんじゃないかしら。

とくにクライマックス(高田馬場の仇討ち)は最高でした。チャンバラが昔ながらの殺陣で愉快痛快。どっかのパートをおぼえようと思った。チャンバラってかっこよくて楽しいんですね!黒澤映画から時代劇にハマった人間には新鮮千万!