瀬尾孫左衛門

2011年1月15日 (土) 03:28時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

2011年1月15日 (土) 03:28時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

役者絵:香川照之
役者絵:役所広司

瀬尾孫左衛門【せお/せのお まごさえもん】

内匠頭ではなく大石内蔵助の家来。

講談では改易のあと、矢頭右衛門七といっしょに関東へ下った右衛門七のお母さんが途中でリタイアし、大石内蔵助を頼ったあと、瀬尾に身を預けられるエピソードがある。


討ち入りの2日前に足軽・矢野伊助とともに逃亡。

しかし大石内蔵助は、江戸へ下った時滞在した平間村で瀬尾の名前をかたっていたらしいし、家来とはいえ、けっこう親近感があったのではないかと言われており、そんなことからこの逃亡には密命説がある。


四十七人の刺客」「最後の忠臣蔵」(両方、池宮彰一郎原作)では、内蔵助から直々に「赤ちゃんが出来たからお軽の面倒を見てくれ」と言われる。


この人を活躍させる「最後の忠臣蔵」映画版で役所広司が圧倒的な存在感を出すまでは、逸話も講話もなかった、陽の当たらなかったキャラクター。

関連項目


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