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もりいくすお

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== ハマッたキッカケ おもな講演 ==[[画像:Live.jpg|thumb|この格好で参じます。]]
 子供の頃からぞっこんだったわけではなく、40過ぎて急にハマッた「グラ落ち」(<そんな言い方は、無いがw)について。'''[http://blog.kusuya.net/?day=20151112 「忠臣蔵を知ろう~過去の映像作品からひも解く~」]'''2015
明治から平成という激動に、主だった映画界、演劇界は松之大廊下から討ち入りまでの各エピソードを、どう表現してきたかを振り返る。
 2007年末、北大路欣也の「[[忠臣蔵]]」のCS放送を見ながら、これまで見る度に混乱していた「忠臣蔵」の大勢の登場人物をひとつ理解してやろうと思い立ち、相関図を書いた。各名場面のなにが、どこが日本人に刺さったかを解説。
 すると別作品で同じ登場人物の役割が違ったりするので、観る作品ごとに微妙にストーリーの違う忠臣蔵の一体どれがオリジナルなのだろうと、さらに確認のために他のいろんな忠臣蔵を見漁りました。&紀里谷和明監督とトークショー。
 探りはじめると、ソレが大変な芸能(=エンターテインメントの各分野に幅広く忠臣蔵が存ること、それが250年以上、鬼のようなリメイクの量になってることなど)であることに圧倒され、クリエーターの腕比べが面白くて、すっかり魅力にとりつかれました。<small>(東京都港区 歴史フォーラム)</small>
 これが忠臣蔵観賞が趣味になる経緯です。
'''「塩冶判官と浅野内匠頭に逢いたいでござる」'''2016
 とはいえ、最初に見た北大路欣也の「[[忠臣蔵]]」がとりたててずばぬけて傑作だったわけではありません。その前年に初めて[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]をDVDで見たのも衝撃だったし、それより昔の「[[元禄繚乱]]」でそこそこハートを捕まれていましたし、さらに昔にも無意識に「[[忠臣蔵 花の巻雪の巻]]」の放送を録画していたりもしていました。完全にハマるまでの助走はありました。年末にやっていた忠臣蔵落語ライブの「春」版。
 正直申し上げますと、「この作品で感動したから」とかいう'''大きなキッカケは無い'''んです。春風亭一之輔師匠のMCで、浅野内匠頭と塩冶判官の相違についてと、似顔絵でお送りする「こんな内匠頭はいやだ」ワースト3を、実際に演じた役者から選んで紹介するトークショー。
 こうした「きっかけバナシ」には往々にして「あとづけ」でエピソードを盛るものですが、TPOに合わせて'''以下をテキトーに答える'''ようにしております。共演:春風亭一朝師匠、桂吉坊師匠らのライブ、故・国本武春師匠(映像)。
<small>(国立演芸場 忠臣蔵でござる 春宵特撰 ASANO meets HANGAN)</small>
'''<好きになるキッカケエピソード1>'''
 そもそも群像劇大好き説。'''[http://blog.kusuya.net/?day=20161208 「わたしが描いた忠臣蔵」]'''2016
 子供の頃から「がんばれ!ロボコン」「スタートレックシリーズ」「太陽にほえろ!」「吉本新喜劇」「モーニング娘。」「AKB48」など、群像劇(大勢のキャラクターとその相関関係)にしびれる素養があったようです。個展のスピンオフ。もりいの絵本や、新発田の記念館に奉納した堀部安兵衛の一生、アニメなどの忠臣蔵の「絵仕事」の紹介と、忠臣蔵が時代とともにどう変化し、表現してきたかを振り返る。
 そこへいくと、300年以上の間、多くの人に愛され続けた忠臣蔵は、キャリアは申し分ありません。<small>(赤穂図書館 忠臣蔵イラスト展イベント)</small>
 赤穂義士伝や忠臣蔵は、史実上の登場人物のほかに、フィクション部分でも歌舞伎は歌舞伎、講談は講談と、それぞれの世界の中で新しい魅力的なキャラクターがどんどん生まれては育まれ、四十七士にからんできて、新しいエピソードを生んでいます。'''[http://blog.kusuya.net/?day=20171212 「忠臣蔵談義 忠臣蔵ってどんなお話?」]'''2017
お子さんたちに向けた、トークショー。お相手は忠臣蔵問屋「わたや」の矢野社長。
 夢中になってキャラクターを追いかけていると、あっちにも開けてないフタが見つかる。あ、こっちにも、という具合で、気づいたらすっかりハマッていたというわけです。もりいの絵本の絵をもとに、名場面を紹介。
なにが魅力なのか、どのように日本人の美しさとして光っているのかをやさしく語る。
<small>(赤穂 忠臣蔵ウイーク)</small>
'''<好きになるキッカケエピソード2>'''
 因果因縁説。'''[http://blog.kusuya.net/?day=20180725 「忠臣蔵ゆかりの地あれこれ」]'''2018
 生まれたのが[[堀部弥兵衛|堀部家]]の菩提寺の真ん前で、通ってた学校は[[堀部安兵衛|安兵衛]]がおじさんの助太刀をした早稲田にあり、そこへは中山姓時代の'''安兵衛'''の自宅のあった牛込を6年間バスで通り抜け続け、いま住んでいるのが[[堀部安兵衛]]終焉の地の近所です。仕事場は安兵衛が19歳で江戸に来て最初に住んだ麻布切通そば。サイト開設の年にエキジビジョンを持ちかけられた展示会場は[[堀内源左衛門|堀内道場のあった小石川]]。日本全国の忠臣蔵ゆかりの地の自治体のみなさんが集まる「忠臣蔵サミット」にて、もりいが出かけた際の各地の画像とともに、ほめそやしたり、そうでなかったりを観光客の目線から語る。
・・本籍は新発田城主・'''溝口信濃守'''(安兵衛のお父さん'''中山弥次右衛門'''が仕えた殿様)のお屋敷のあった南麻布。<small>(広島県三次 第30回忠臣蔵サミット)</small>
 いずれも「たまたま」な巡り合わせです。たまたまにしては出来すぎているので、これはもうなにか運命、宿命的なものを感じております。'''[http://blog.kusuya.net/?day=20181218 「ステキなワル役~吉良上野介~」]'''2018
風評被害、炎上の元祖(?)、描きおろしイラストと共に吉良上野介の実像と虚像にせまり、近年のコンプライアンス上等の時代における、吉良上野介の「扱い方」に疑問を投げかけ、彼に悪役として徹底してもらうためのアイデアを語る。
<small>(東京都港区 歴史フォーラム)</small>
'''<好きになるキッカケエピソード3>'''
 陰陽五行説(か?)。'''「身勝手な夫とシングルマザー〜大石りくという生き方〜」'''2019
 もりいがハマった2007年に不思議がある。赤穂事件によって平穏な生活をとつじょ壊された「ふつう」の女性・大石りく。りくを演じた女優の描きおろし似顔絵とともに、りくさんのイメージを振り返り、元禄&令和のシングルマザー事情にせまる。
 その後2度と放送が無い(もしくはしばらく放送が無い)ような貴重な忠臣蔵映画が軒並みBSやCSで放送があったのがこの年(&2008年)なのである。<small>(兵庫県豊岡 大石りく生誕350年講演会)</small>
 作品はたとえば「[[四十八人目の男]]」「[[韋駄天数右衛門]]」「[[サラリーマン忠臣蔵(テレ朝版)]]」などがそうであるが、なにかのバイオリズムがクロスオーバーしたのか、各局が申し合わせたのか、不思議。
 もりいもその波動に巻き込まれたと思うと面白いです。
※その他、お寺さんでの講話や、NPO法人さんのイベント等、かけつけております。
== おもな講演 ハマッたキッカケ ==[[画像:Live.jpg|thumb|この格好で参じます。]]
'''[http://blog.kusuya.net/?day=20151112 「忠臣蔵を知ろう~過去の映像作品からひも解く~」]'''2015 子供の頃からぞっこんだったわけではなく、40過ぎて急にハマッた「グラ落ち」(<そんな言い方は、無いがw)について。
明治から平成という激動に、主だった映画界、演劇界は松之大廊下から討ち入りまでの各エピソードを、どう表現してきたかを振り返る。
各名場面のなにが、どこが日本人に刺さったかを解説。 2007年末、北大路欣也の「[[忠臣蔵]]」のCS放送を見ながら、これまで見る度に混乱していた「忠臣蔵」の大勢の登場人物をひとつ理解してやろうと思い立ち、相関図を書いた。
&紀里谷和明監督とトークショー。 すると別作品で同じ登場人物の役割が違ったりするので、観る作品ごとに微妙にストーリーの違う忠臣蔵の一体どれがオリジナルなのだろうと、さらに確認のために他のいろんな忠臣蔵を見漁りました。
<small>(東京都港区 歴史フォーラム)</small> 探りはじめると、ソレが大変な芸能(=エンターテインメントの各分野に幅広く忠臣蔵が存ること、それが250年以上、鬼のようなリメイクの量になってることなど)であることに圧倒され、クリエーターの腕比べが面白くて、すっかり魅力にとりつかれました。
 これが忠臣蔵観賞が趣味になる経緯です。
'''「塩冶判官と浅野内匠頭に逢いたいでござる」'''2016
年末にやっていた忠臣蔵落語ライブの「春」版。 とはいえ、最初に見た北大路欣也の「[[忠臣蔵]]」がとりたててずばぬけて傑作だったわけではありません。その前年に初めて[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]をDVDで見たのも衝撃だったし、それより昔の「[[元禄繚乱]]」でそこそこハートを捕まれていましたし、さらに昔にも無意識に「[[忠臣蔵 花の巻雪の巻]]」の放送を録画していたりもしていました。完全にハマるまでの助走はありました。
春風亭一之輔師匠のMCで、浅野内匠頭と塩冶判官の相違についてと、似顔絵でお送りする「こんな内匠頭はいやだ」ワースト3を、実際に演じた役者から選んで紹介するトークショー。 正直申し上げますと、「この作品で感動したから」とかいう'''大きなキッカケは無い'''んです。
共演:春風亭一朝師匠、桂吉坊師匠らのライブ、故・国本武春師匠(映像)。 こうした「きっかけバナシ」には往々にして「あとづけ」でエピソードを盛るものですが、TPOに合わせて'''以下をテキトーに答える'''ようにしております。
<small>(国立演芸場 忠臣蔵でござる 春宵特撰 ASANO meets HANGAN)</small>
'''<好きになるキッカケエピソード1>'''
'''[http://blog.kusuya.net/?day=20161208 「わたしが描いた忠臣蔵」]'''2016 そもそも群像劇大好き説。
個展のスピンオフ。もりいの絵本や、新発田の記念館に奉納した堀部安兵衛の一生、アニメなどの忠臣蔵の「絵仕事」の紹介と、忠臣蔵が時代とともにどう変化し、表現してきたかを振り返る。 子供の頃から「がんばれ!ロボコン」「スタートレックシリーズ」「太陽にほえろ!」「吉本新喜劇」「モーニング娘。」「AKB48」など、群像劇(大勢のキャラクターとその相関関係)にしびれる素養があったようです。
<small>(赤穂図書館 忠臣蔵イラスト展イベント)</small> そこへいくと、300年以上の間、多くの人に愛され続けた忠臣蔵は、キャリアは申し分ありません。
'''[http://blog.kusuya.net/?day=20171212 「忠臣蔵談義 忠臣蔵ってどんなお話?」]'''2017 赤穂義士伝や忠臣蔵は、史実上の登場人物のほかに、フィクション部分でも歌舞伎は歌舞伎、講談は講談と、それぞれの世界の中で新しい魅力的なキャラクターがどんどん生まれては育まれ、四十七士にからんできて、新しいエピソードを生んでいます。
お子さんたちに向けた、トークショー。お相手は忠臣蔵問屋「わたや」の矢野社長。
もりいの絵本の絵をもとに、名場面を紹介。 夢中になってキャラクターを追いかけていると、あっちにも開けてないフタが見つかる。あ、こっちにも、という具合で、気づいたらすっかりハマッていたというわけです。
なにが魅力なのか、どのように日本人の美しさとして光っているのかをやさしく語る。
<small>(赤穂 忠臣蔵ウイーク)</small>
'''<好きになるキッカケエピソード2>'''
'''[http://blog.kusuya.net/?day=20180725 「忠臣蔵ゆかりの地あれこれ」]'''2018 因果因縁説。
日本全国の忠臣蔵ゆかりの地の自治体のみなさんが集まる「忠臣蔵サミット」にて、もりいが出かけた際の各地の画像とともに、ほめそやしたり、そうでなかったりを観光客の目線から語る。 生まれたのが[[堀部弥兵衛|堀部家]]の菩提寺の真ん前で、通ってた学校は[[堀部安兵衛|安兵衛]]がおじさんの助太刀をした早稲田にあり、そこへは中山姓時代の'''安兵衛'''の自宅のあった牛込を6年間バスで通り抜け続け、いま住んでいるのが[[堀部安兵衛]]終焉の地の近所です。仕事場は安兵衛が19歳で江戸に来て最初に住んだ麻布切通そば。サイト開設の年にエキジビジョンを持ちかけられた展示会場は[[堀内源左衛門|堀内道場のあった小石川]]。
<small>(広島県三次 第30回忠臣蔵サミット)</small>・・本籍は新発田城主・'''溝口信濃守'''(安兵衛のお父さん'''中山弥次右衛門'''が仕えた殿様)のお屋敷のあった南麻布。
'''[http://blog.kusuya.net/?day=20181218 「ステキなワル役~吉良上野介~」]'''2018 いずれも「たまたま」な巡り合わせです。たまたまにしては出来すぎているので、これはもうなにか運命、宿命的なものを感じております。
風評被害、炎上の元祖(?)、描きおろしイラストと共に吉良上野介の実像と虚像にせまり、近年のコンプライアンス上等の時代における、吉良上野介の「扱い方」に疑問を投げかけ、彼に悪役として徹底してもらうためのアイデアを語る。
<small>(東京都港区 歴史フォーラム)</small>
'''<好きになるキッカケエピソード3>'''
'''「身勝手な夫とシングルマザー〜大石りくという生き方〜」'''2019 陰陽五行説(か?)。
赤穂事件によって平穏な生活をとつじょ壊された「ふつう」の女性・大石りく。りくを演じた女優の描きおろし似顔絵とともに、りくさんのイメージを振り返り、元禄&令和のシングルマザー事情にせまる。 もりいがハマった2007年に不思議がある。
<small>(兵庫県豊岡 大石りく生誕350年講演会)</small> その後2度と放送が無い(もしくはしばらく放送が無い)ような貴重な忠臣蔵映画が軒並みBSやCSで放送があったのがこの年(&2008年)なのである。
 作品はたとえば「[[四十八人目の男]]」「[[韋駄天数右衛門]]」「[[サラリーマン忠臣蔵(テレ朝版)]]」などがそうであるが、なにかのバイオリズムがクロスオーバーしたのか、各局が申し合わせたのか、不思議。
 ※その他、お寺さんでの講話や、NPO法人さんのイベント等、かけつけております。 もりいもその波動に巻き込まれたと思うと面白いです。